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多くの寺社には、手を洗い口をすすぎ心身を清めるために
「手洗舎」がある。「てみずしゃ」「てみずや」「ちょうずや」などと呼ばれる。
そして、水を注いでいる「水口」には、水と縁が深い龍をあしらっている
ことが多い。ところが気をつけてみると、結構様々な形態があるのである。
「神の使い」と同類かも知れないが、新たな観察を始めてみようと思う。
* 1)寺社名(場所) 2)水口の種類 3)説明 (撮影日) *



           観 察 の きっ か け

  ◎手水舎の観察を始めようとしたきっかけは、平成15年11月に参加した
   奈良の「まほろばツーデーウォーク」にある。次のページにその理由と、
   3種類の手水舎が載っています。'03大和路(ここをくりっく)
    また、「神の使い」のページに「猪」と「羊」の手水舎がありますので、
   併せてご覧下さい。神の使い(ここをクリック)    (040101)
  


   
  1)高瀬神社(富山県南砺市)  2)龍  3)越中一宮である。水道から竹1本毎に水を流し、
柄杓でなく手で受けて清める。コロナ禍の中での素早い工夫と思われる。      (201108)


   
1)住吉大社(大阪市) 2)兎   (200218)



1)白兎神社(鳥取県鳥取市) 2)兎 (200125)
3)日本神話「因幡の白うさぎ」は、医療発祥や、
日本最古の恋物語としても知られている。 
 


 
 (特別掲載) 1)成相寺(京都府宮津市) 2)鉄盤  (180618)

3)このページの知恩寺(060416)を見てください。知恩寺の
説明板に「成相寺にも同じものがある」と書かれていました。 


   
1)神明神社(鳥羽市相差)  2)盃状穴  (170224)
 



 1)談山(たんざん)神社(奈良県桜井市)  2)鶴  

 3)五摂家九條道孝公奉納     (150408)
 



1)北野天満宮(京都市)  2)牛   (130314) 
 
3)菅原道真を祀る天満宮は牛が神の使い


 
1)大神(おおみわ)神社(奈良県桜井市)  2)蛇
 
3)大神神社のご祭神・大物主神の仮の御姿は蛇といわれる。
 
1)同上大神神社  2)樽   (130104)
 


 
1)浄昇寺(名古屋市昭和区)  2)双龍   (121224)
 


 
1)二見興玉神社(三重県伊勢市) 2)蛙 (120111)
 
3)蛙は祭神猿田彦大神のお使いと信じられている。


   
1)常泉寺(名古屋市中村区)  2)獅子 3)常泉寺は豊臣秀吉公生誕の地。寺号は清泉湧出の意味。
その清水溢れる井戸を利用。後ろの石は千成瓢箪にちなんで萬成石を使用。           (120104) 


 
1)諏訪大社(上社)(長野県諏訪市)  2)獅子
3)明神湯という温泉が使われている。(111224)  
 



1)伊弊諾(イザナギ)神宮(兵庫県淡路市) 
2)亀
                 (110321)


1)三尾神社(滋賀県大津市) 2)兎 3)三尾明神が太古、卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻、
卯の方より出現されたという言い伝えにより、昔から兎が神様のお使とされている。   (110122)


1)塩竃神社(名古屋市中川区)  2)瓢箪  3)この手水石は堀川を開削した福島政則が奉納した
もので、名古屋城城壁の石を瓢箪型に掘ったもの。現在、祈祷者用の手水石として社務所の中に
設置されている。宮司さんによれば動かせないからそのまま囲ったと言われた。  (100111)



1)間々観音(愛知県小牧市)  2)乳
3)尾張三十三観音の第二十四番札所。
本尊の千手観音像には授乳の願いに
御利益があるとされていて、日本唯一の
"お乳のお寺"として知られる。(091229)

慈乳観世音


1)月うさぎ神社(石川県加賀市)  2)たつ吉  3)月うさぎの里に設置された神社。たつ吉は現代
彫刻の鬼才・藪内佐斗司の作品。説明板には「たつは上昇気運を巻きあげ、空に昇っていく動物です。その
たつ吉の出すご聖水を飲むと、家が建つ、旅発つ、悪縁を絶つ、男性もたつといわれます」とある。(090822)



1)赤岩神社(岐阜県養老町) 2)蛙 (090725)

1)椿大神社(鈴鹿市)  2)蛙   (090325)



1)青宮寺(稲沢市) 2)蓮     (081223)



1)白川八幡宮(岐阜県白川村)
2)瓢箪        
 (080808)



1)浅草寺(東京都台東区) 2)竜 (080504)

多頭の竜(水口下部)

沙竭羅竜王(水口上部)



1)崋山神社(田原市) 2)無?  (070424)



(特別掲載) 1)智恩寺(宮津市) 2)鉄盤
手水鉢であって手水舎の水口ではないが、貴重な珍しいものであるので、
関連として特別掲載する。湯船が後に手洗い鉢になるとはなかなか愉快である。(060416)



1)遍照院(知立市) 2)弘法大師
三河三弘法第1番札所である。弘法大師が42歳の頃、東国巡錫の際この地に約1ヶ月間逗留され、
庭前の赤目樫の木をもって自像を三体刻んだと言われ、そのうちの一体を本尊とし、大師御自身により
創建された。この本尊は、この地の民衆との別れを惜しんで、その顔がやや右を向いている姿であり、
古来より「見返大師」と呼ばれている。創建当時は上重原町本郷にあったが、延宝元年(1673)刈谷
藩主の祈願寺として、現在の弘法町弘法山(旧上重原町弘法山)に移転した。   (060219)



1)勝速日神社(鈴鹿市) 2)がま (060113)



1)桶狭間神明社(豊明市)  2)亀 (060107)
3)1日に亀を2匹もみつけてしまう嬉しさ、面白さ。

1)成海神社(名古屋市)  2)亀    (060107)



1)平安神宮(京都市)  2)白虎青龍
3)山門をくぐると、左(西)に白虎、右(東)に
青龍と思われる像が設置されている。これも
手水舎というのであろうか。    (060102)

(右)

(左)

裏面の碑文(明治28年、貴族院の文字)
東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武が揃う土地を風水で理想的な地形配置とされ、
四神相応という。平安京はその四神相応に当たるという。この手水舎はそれにちなんだのだろう。



1)渭信寺(いしんじ)(岡崎市)  
2)龍と十一面観音菩薩像 3)衣文(そぶみ)
観音として知られ、本堂に運慶作といわれる
十一面観音菩薩像を安置する。 (060101)



1)熊野那智大社(和歌山県那智勝浦町) 
2)龍 
 3)2匹の龍は初めて見る。 (051226)



1)太宰府天満宮(太宰府市)  2)亀
3)底に彫られているのは初めて。水は亀の甲の
 中央から吹き出ている。(051027)



1)住吉神社(福岡市) 2)石蓋
                 (051026)

3) 筑前国一の宮。大きな石の蓋だけが面白い。 


(特別掲載)  1)銭洗尾張弁財天冨吉神社(愛知県蟹江町)  2)龍  
3)室町時代、北条平八郎時満が鎌倉の銭洗弁財天宇賀神の眷族冨吉龍大神を勧請、
銭洗い井戸を掘り、その浄水で軍資金を洗い、蟹江城を築城したとされる。(050911)


1)恐山菩提寺(青森県むつ市)  2)蓮華八葉       (050723)


1)橿森神社(岐阜市) 2)蛙  3)なぜ蛙なのか、調べねば・・・。   (050522)


1)首途八幡宮(京都市) 2)鳩 3)鳩は八幡社の神の使い(050424)



1)岩屋寺(愛知県南知多町) 2)蓮
3)尾張高野山宗総本山・岩屋寺は
知多四国88所第43番、南知多33観音
第25番、尾張弘法第1番の霊場。(050402)



1)万松寺(名古屋市中区) 2)象 (050312)



1)日吉神社(岐阜県各務原市)
2)龍?  3)頭部の球形部は栓で
あり、栓付きは始めて見た。(050102)  


1)稲毛神社(神奈川県川崎市)  3)手水舎の水口ではないが、由緒ある
手洗石であるので掲載する。この手洗石は、田中休愚(丘隅)が勘定支配格に就任
した享保14年(1729)に、彼の一族と手代衆らによって、川崎宿の鎮守であった
山王社(稲毛神社)へ奉納されたもの。田中休愚(1662〜1729)は、大著『民間
省要』を著し、民政に大きな業績をあげたことで知られている。また、川崎宿の本陣職を
努め、衰退していた川崎宿の立て直しや二ケ領用水の改修などの成し遂げた。
昭和63年11月、川崎市重要歴史記念物に指定される。  (041223)



1)枚岡(ひらおか)神社
     (大阪府東大阪市)
2)鹿

3)「河内国一の宮」と崇められてきた
 古社。約1200年前、二神を奈良の
 春日大社に分祀したことから元春日
 (もとかすが)と呼ばれ、藤原氏の
 隆盛とともに栄えた。祭神の武甕
 槌命(たけみかづちのみこと)が鹿
 に乗って出かけたことに由来する。
 檻の中に閉じこめられて、よく撮影
 できないのは残念であった。
             (041128)


1)美濃国分寺(大垣市) 2)龍
3)龍以外の水口を見つけるのはなか
なか難しく、青銅製の龍であるが、あ
まりに立派なので掲載する。(041121)



ビルの谷間に立つ桜天神
1)桜天神社(名古屋市中区) 2)牛 3)菅原
道真を祀る天神様には、神の使いとして牛が祀ら
れている。桜天神は手水舎も牛であった。パンフ
レットには「牛水舎」となっていた。(040606)


1)尾張大国霊(国府宮)神社(愛知県稲沢市)  2)玉
3)国府宮のはだか祭は「儺追神事」と言われ、奈良時代から始められた
疫病払いの神事。毎年旧正月13日に行われ、儺負人に触れれば厄落としが
できるということで、何千人という裸男が揉み合う天下の奇祭。
玉の水口でその上面に「儺追」と書かれている。(040221)



1)浄厳寺(滋賀県安土町) 2)亀 
                (040208)



1)祖母神社(刈谷市) 2)龍
3)水口は一般に青銅製の龍が多いが、石製
であることと、文字に注目して掲載。(040110)


1)不乗森(のらずのもり)神社(安城市)
2)龍 
3)一般的な龍ではあるが、あまり
に立派な石製につき掲載 (040110)


1)豊国神社(名古屋市中村区)  2)瓢箪  3)豊国神社は千成瓢箪の旗印の
豊臣秀吉を祀る神社。それにちなみ水口も瓢箪である。  (031229)


1)菊泉禅院(愛知県美和町) 2)龍 
3)福島政則の菩提寺、面白い石の手水鉢。 (031229)


1)甚目寺観音(愛知県甚目寺町)
2)ガマの親子   (031229)


川柳&ウォーク