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岩倉街道(中小田井付近)

岩倉街道は庄内川の枇杷島から岩倉に至る街道で、1667年
(寛文7年)に通じ、枇杷島の青果市場への搬送路としてにぎわった。
街道を行き来する人々が味噌、醤油、油などの生活用品を購入することにより、
街道は商家が建ち並び町並みが形成された。

現在は中小田井付近がもっともその面影を残しており、
名古屋市はこの地区を町並み保全地区に指定し「歴史の道整備」として、
街道筋の面影や特色を生かすような整備を進めている。


名鉄犬山線中小田井駅近くの
三叉路に立つ案内板。


この一角には道標も立つ。

左奧に案内板、その手前に道標。
そして、この日(9月14日)の
「おてゃあー祭り」の立看板も立つ。


1891年(明治24年)の濃尾地震により古い建物はほとんどが
倒壊し、現在の建物はそれ以降に建てられたものである。



中小田井のこの街道沿いには「善光寺別院 願王寺」があり、「おてゃあー祭り」の
主会場であった。我々ウォークの一団が立ち寄ったときは準備中であった。
そして、この願王寺には奇怪な「神の使い」があるのである。
「神の使い」(ここをクリック)をご覧ください。


川柳&ウォーク