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一宮友歩会・第17回例会
【史跡巡りシリーズ・知多編part1】
東 海 市 の 史 跡
平成20年12月6日(土)、平成20年最後の例会は、一宮友歩会として始めて知多半島に出かける。この冬一番の冷え込みとなったが、天気は上々晴天である。 名鉄太田川駅で下車、少し南にある可家の湊跡で出発式を行う。参加者は60名ばかり、久しぶり小学生の参加もある。 いつものような次第で出発式をした後、出発である。 (写真には平成20年7月12日、10月18日の下見時のものを含みます) |
まず2kmばかり先の元浜公園をめざす。水と集いをテーマとした公園でバラ園も美しい。
元浜公園 |
公家緑道を通り抜け、横須賀小学校の東にある今川塚に来る。
今川義元の家来が遺体を持ってここまで逃げたと言われる。
今 川 塚 |
敵から逃れるために文字を「義基」としている |
少し戻って、諏訪神社による。この境内には「あいち」の語源に
なる「年魚市潟(あゆちがた)」の文字のある万葉歌碑が建っている。
知多四国88カ所の第82番札所の観福寺で休憩である。
そして、木田城跡に来る。城に詳しいいつもの運営委員から説明を受ける。
左の小高いところが木田城跡、中央の低い部分は堀跡という
東海市役所に細井平洲の像を見るために寄る。玄関には
比較的新しい細井平洲と上杉鷹山の像が建っている。
平洲・鷹山の見送りを受けて進むウォーカー |
その後、渡内川の堤防を少し歩き、7基の五輪塔が立つ業平塚に寄る。
業平と悲恋の女官あやめの菩提塔 |
ちょうど12時に平洲記念館に到着である。まず館内で15分位平洲の生い立ちのビデオを見た後、
昼食である。じっとしていれば寒くなる日に、館内を使わせていただけたのはありがたかった。
ただ館長さんに急用ができ、話を聞けなかったのは残念であった。
平洲記念館 |
平洲先生旧里碑 |
午後はまず平洲生誕地を、次に生誕地近くの細井家菩提寺の西方寺を訪れる。
細井平洲生誕地碑 |
西 方 寺 |
次は平洲像の建つ平洲小学校、平洲中学校である。平洲中学校には、
市内に6体ある平洲像の内もっとも新しいものである(平成18年12月建立)。
平洲小学校 |
平洲中学校 |
続いて、大池公園である。この公園内に建つ中央図書館の
玄関にも平洲像が建っている。公園内の紅葉はまだまだ美しい。
大池公園からは、2つのデザイン歩道橋「ウェーブブリッジ・メルヘンブリッジ」を渡り、
加家公園に来る。加家公園には「メルヘンの森」や「若き日の平洲像」が立って入る。
メルヘンの森 |
若き日の平洲像 |
ゴールも近いが、その前に平洲が学んだ寺子屋と言われる観音寺に寄る。
平洲が登って遊んだ松(3代目) |
ゴールは聚楽園の大仏寺である。高さ18.8mの鉄筋コンクリート仏が青空にくっきりと浮かぶ。
ゴールは3時ちょうど、大仏前で整理体操をし、解散式を行って
聚楽園駅へ向かう。聚楽園駅前広場も平洲一色である。
(前左)へいしゅうちゃん (中右)平洲誕生地碑 |
(左写真・奧中央) 平洲の言葉 |
マスコット・へいしゅうちゃんの見送りを受けて帰途につく。
寺さんのウォーク・トーク ◎ 見所も多く、下見の感じから、昼食時間やゴール時間がかなり遅れる ことを心配し、出発式の挨拶でもそのように言ったが、スムーズな歩きに、 全くそのようなこともなかったのには驚いた。 ◎平洲記念館でショートコースのゴールとしたが、今回は初参加者が 多かったにもかかわらず、また小学生の参加もあったのに 誰一人帰られなかったことにも驚いた。 全コース実質歩行は、16km以上あったと思う。 ◎例会計画に当たり、コースの設定等東海市の職員の方に協力を頂いた。 また全員に渡るように立派な文化財マップの提供を受けた。 平洲博物館では食事場所の提供の便宜を図って頂いた。 こういう好意を受けながら例会ができるのはありがたいことである。 ◎青空の下、歩いていれば寒くもなく、このように大変気持ち良く、 1年最後の例会を終われることは何ともありがたいことである。 ◎東海市内にある6体の平洲像の拡大写真等は 次のページを開いてください。細井平洲像(クリック) ◎1年間6回、多くの人の協力を得て、毎回素晴らしい例会を持てたことに、 この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 |