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一宮友歩会・第4回例会  【史跡巡りシリーズ・西尾張編part2】
一宮市内(南部)の史跡を訪ねて
(全コース13km、ショートコース7km)

(*例会当日、下見時などいろいろなときの写真が含まれています)

 一宮友歩会第4回例会は、平成18年9月9日9時、真清田神社に集合して始められた。参加者は過去最高の95名である。

 数日前に比べればかなりすごしやすくなったが、それでもこの日は朝からかなり蒸し暑かった。その中これだけの参加者は嬉しいことである。

 いつもの出発式のように、会長挨拶、コース説明、準備体操をして9時20分、真清田神社をスタートする。


大乗公園から大江川沿いを歩く。


大乗公園・空爆殉難記念碑

森春檮詩碑を食い入るように見る参加者


大江川からはずれ、神明社境内にある照手姫袖掛けの松を見学する。


そして、まず一宮市博物館に行き、ここで学芸員の方に博物館及び
妙興寺についての話を聞いた後、博物館と妙興寺を見学する。


学芸員の方の話を熱心に聞く参加者


村中の狭い道路角地に奇妙な石が突然出現する。一宮史跡の七つ石である。


圓受寺の本殿、集会場所、境内をお借りして昼食である。皆、涼しいところで食事をし、
談笑にふけった。食事後、ショートコースはここから妙興寺駅に向かった。ここで約7kmである。

昼食後、長隆寺の前を通って本養寺に向かうが、偶然にも学芸員の方の話に長隆寺が出てきた。
早速この寺院の前で「先ほど話のあった長隆寺です」と説明する。こんな偶然も嬉しい。


本養寺はトイレ休憩をお願いしてあったが、行ってみたら何と冷たいお茶まで用意されていた。


中島城跡碑を見て、高木城跡へ行く。高木城跡は碑も何もない。ここで協力員のMさんの話を聞く。
ただの畑地と配布した古い地積図を見比べながら、皆さん熱心に聞き入った。


中島城跡碑

高木城跡地で説明するM氏


記念切手にまでなった詩人・佐藤一英ゆかりの万葉公園高松分園で、最後の休憩である。

万葉公園は一宮市が生んだ詩人・佐藤一英の提唱で名付けられた。
上記写真は一英の『大和し美し』の一節、「母をさながら光浴びたり」の詩碑。


その後は萩原宿を見て回り、萩原駅で3時過ぎに解散式となった。整理運動中に急に雨となり、
お礼や次回の案内ができなかったのは残念だが、ウォーク中でなかったのは幸いと言えよう。


寺さんのウォーク・トーク

◎今回の例会は11紙のミニコミ紙によって、一宮市内ほぼ全域に渡り紹介された。
32名の初参加者ということから見て、これを見て参加していただいた人が
かなりにのぼったと推測される。いつも参加される多くの人に都合が悪くて
欠席すると聞いていただけに、ありがたくホッとしたことである。


◎博物館の学芸員さんや一宮友歩会協力員Mさん話に、参加者が静かにじっと
聞き入っておられる姿に、感心感動した。話がよかったと言うこともあろうが、
他の会にない雰囲気の気がする。良い会ができてきていると思う。
◎圓受寺や本養寺ではトイレを使わせていただいたばかりでなく、
本殿や境内を自由に使わせて頂いたり、冷たいお茶まで出して
頂くなど本当に温かい気遣いを受けた。ただ感謝である。
ありがとうございました。到る所で会を育てて頂いている気がする。
◎運営委員さんは言うまでもなく、協力員の方にも交通誘導や受付など、
状況を判断し積極的に活動してもらっている。さすが大人の会だと思う。
ありがたいことである。この流れを大きくしていきたい。

◎もちろん私は他の会の例会に参加するような訳にはいかない。
話し、説明し、先に行って挨拶をし、前に後に動き回る。
いつもは休憩毎に時間や歩数を記録するが、全く忘れてしまう。
1日終えると一大事業を成し終えた気分である。
順調にいけば快い疲れである。今回も快い疲れであった。
◎年会費をもらっている前払いの会ではないだけに、天気が
いつも気にかかる。そして今回も問題ない天気であった。
4回とも問題ない天気に、幸運な出立だとつくづく思う。


*史跡等の説明は次のページも見てください。一宮友歩会・第4回例会案内


川柳&ウォーク