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東海道宿場資料館
赤坂・二川・白須賀


近年昔の街道が見直され、宿場町の保存、復元、資料館の築造などが
盛んに行われている。平成15年11月8〜9日に「御三家登城ウォーク」の
サポートとして、愛知県岡崎市から静岡県浜松市まで東海道を歩いた。
その間に訪問した3宿場資料館を紹介する。


赤坂宿 
赤坂休憩所「よらまいかん」
(愛知県音羽町)
赤坂宿は御油から1.7kmと、東海道53次の宿駅間の最短距離。
赤坂は幕府の直轄地であり、また本宿峠の麓宿としての
機能も持ち、御油同様大いに賑わった。
「よらまいかん」は平成14年度に築造された。


「よらまいかん」全景

赤坂・旅舎招婦ノ図(歌川広重)

館内で説明するボランティアガイド



二川本陣資料館(愛知県豊川市)
東海道53次33番目の宿場町。現在でも江戸時代の町割りが
ほぼそのままの状態で残り、東海道筋では
ここと草津だけに現存する本陣の遺構がある。


二川・猿ヶ馬場(歌川広重)



おんやど白須賀(静岡県湖西市)
白須賀宿は元々、潮見坂下の海岸沿いにあったが、宝永4年(1707)の
津波被害により、翌年、今日の潮見坂上の台地に移転した。名所記に
「あづきをつつみし餅、うらおもて柏葉にてつつみたる物也」
とあり、柏餅が名物であった。

「おんやど白須賀」は東海道宿駅開設
400年を記念し、白須賀宿歴史拠点
施設として、歴史と文化の知識を広め、
資料の保存と活用を図るものである。

館内展示


川柳&ウォーク