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愛知・御津町の史跡
大恩寺と法住寺
JR愛知御津駅を降りて、北西方向に20分ばかり歩くと、御津山の裏手にある
大恩寺に着く。大恩寺は古くは近くの新宮山にあって浄光院と称していたが、
15世紀に現在の御津山に移築し、松平清康の三男成誉が僧となった
ことから、松平家に大恩ある寺として、松平広忠の時大恩寺と称した。
大恩寺山門(県文化) |
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大恩寺本堂 |
今回の例会は御津町史研究家のH氏にお願いして、
大恩寺、御津山山頂、法住寺で説明がなされた。
御津山山頂で説明される町史研究家のH氏
法住寺は1508年、室町11代将軍足利義澄によって創建されたと
伝えられる。16世紀半ばに荒廃したが、領主であった松平長三郎忠高が
1642年に再興した。このため忠高を中興開基としている。
千手観世音菩薩立像(国重文)を安置している。