wa238 一宮友歩会第108回例会
「史跡巡りシリーズ・岐阜編part17」
笠松から各務原へ
第108回例会「史跡巡りシリーズ・岐阜編part17」の状況を紹介します。
令和7年4月5日(土)、名鉄本線笠松駅集合で行いました。
出発式は駅から少し東へ行った空き地で行いました。
好天です、48名の参加です。
(写真には令和6年11月19日の下下見、令和7年2月15日の下見時の写真を含みます)
出発式(奥に奈良津堤の桜が見えます) |
出発してすぐに笠松競馬場の北側にある奈良津堤を歩きます。
桜がたくさん植えられており、満開です。
JR東海道本線のアンダーパスを通ります。すぐに国道22号です。
この手前に円城寺川並奉行館跡の説明柱が立っていました。
JR東海道本線 |
円城寺川並奉行館跡 |
そして22号もアンダーパスを通り、堤防上に上がります。小休止です。
暖かくなりましたので水分補給をしてもらいました。堤防上は車が通りません。
風景を見ながら自由に歩いてもらいました。そして防災センターで休憩です。
対岸の138タワーパークがみえます |
前方に防災センターが見えます |
この後河野称名寺へ行ってここにまた戻ります。幾人かはここで待っておられました。
河野称名寺には芭蕉句碑が立っています。それを見て貰いました。
そして帰ろうとしていたところで住職さんが戻ってみえました。
河野と寺院名がついていることを質問したら、河野九門徒の由来からいろいろな
説明を受けました。こういう思いがけな出来事は嬉しいことです。
また芭蕉踊の踊り場であったおふじの宮にも寄りました。
おふじの宮 |
防災センターに戻り、今度は堤外に設置された遊歩道を歩きます。そしてトンボ池です。
トンボが舞う時期でないのは残念ですが、5つの池を順次見、説明板を読んでいきます。
後方に防災センター |
池が終わると岐阜県運動場です。11時という早い到着ですが、昼食です。
いつもより長めに時間を取りました。
笠松トンボ天国という看板の前で集合写真を撮って、午後の出発です。
堤防下を歩きながら、慶応元年の堤切れ跡を見ていきます。東海北陸自動車道の
手前に米野の戦い跡の碑と説明板が立っています。それを見た後、この日の
コースリーダーの発案で、急きょ予定コースを外れて日枝神社へ向かいました。
芭蕉句碑が立っており、それを見て行こうというのです。この熱心さはありがたいことで、
そのようにしました。それから予定コースに戻り、米野合戦詩歌碑です。
墓地の中にあります。次は飯沼官兵長資の墓です。
水路脇を歩き承久の乱供養墓です。木曽川を挟んでいろいろな戦いがあったのです。
そしてこの様に近い中にいろいろな史跡があることに内心驚きました。
堤切れ跡説明柱 |
米野の戦い跡 |
日枝神社・芭蕉句碑 |
米野合戦詩歌碑 |
飯沼官兵長資墓 |
承久の乱供養墓 |
羽島用水上を歩きます。用水は暗渠化され、その上は遊歩道として整備されています。
新境川です。橋を渡れば三井山公園です。ここでY氏から資料を以てこの地域の川の
変遷を話してもらいました。三井山公園内の池は、元は木曽川であった、
という話など現地を知りながら聞く話は全くよく理解できます。
羽島用水 |
如来塚跡 |
新境川 |
三井山公園 |
説明するY氏 |
三井山公園内の池 |
この後は新境川を上流に向けて歩きます。
まさに花見のウォークです。今や満開と咲いています。
ゴールの各務原市民公園へは3時前の到着です。
ここでは桜をバックに再び集合写真を撮りました。こんなことは初めてです。
初参加者の自己紹介もここでしてもらいました。
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こんな好天の中で桜を愛でながらウォーク例会ができることは、何という
恵まれたことでしょうか。参加の皆さんにも十分堪能して頂けたと思います。
川柳&ウォーク