wa029
道元さん慕古の道 京から越前へ!!
七街道ウォーク
第2ステージ 滋賀大会
「wa016 六街道・第1」も併せてご覧ください
・年月日 平成13年3月31〜4月1日 ・主 催 (社)日本ウォーキング協会・永平寺 ・場 所 滋賀県大津市〜福井県上中町 (内 容) 京都に生まれた曹洞宗の開祖・道元禅師が 山城の興聖寺をあとに越前の永平寺に入られ た。そのゆかりの地を訪ねながら、250kmを5 ステージに分けて歩く、その第2ステージ34km のウォーク。 今回から黄檗街道、伏見街道、鯖街道、 若狭街道、丹後街道、北国街道の六街道に、 新たに永平寺街道(福井から永平寺)を加え、 七街道ウォークと名称を変更。 3月31日(土) 大津市葛川〜(鯖街道〜 朽木・興聖寺〜朽木 14km 4月1日(日) 朽木〜鯖街道〜宝昌寺〜 若狭街道〜熊川宿〜若狭上中 20km |
朽木の名刹 興聖寺 1240年近江守護佐々木信綱が道元禅師の薦めで 建立、付近の山野が京都伏見の興聖寺に似ている ことから命名。曹洞宗第三の古道場と言われ、近江 88ヶ寺の総禄所の地位を保つ。 |
旧秀隣寺庭園 興聖寺境内にあり、国指定の名勝。池泉 回遊式の庭園で室町後期の造園手法を示す。 朽木に滞在した将軍足利義晴を慰めるため に、管領らが寄進した。 |
朝日新聞社が設立100周年記念として整備した「朝日の森」内にある 「自然研修所」(写真左)に宿泊。写真は4月1日朝の雪模様。この地方でも 4月に雪が降るのは珍しいという。朝起きてびっくりするが、素晴らしい景色であった。 |
熊川宿は秀吉に重用された浅野長政が、1589年に熊川が交通と軍事において 重要な場所であることから、諸役免除して宿場町とした。真壁造や塗籠造で、 平入・妻入の町家が混じり、土蔵も顔を見せるという変化に富んだ町並みが特徴である。 |
寺さんのウォーク・トーク
3月31日の朝出かければ間に合うので、第2ステージにも参加する。
湖西線堅田駅から貸し切りバスで、前回のゴール大津市葛川の
診療所に集合する。今回の参加者は前回の6割約500人である。
午前11時出発する、とまもなく雨が降り始める。国道367号および
平行する旧道を1列で歩く。昼食場所の龍松寺では幸い雨は止んでおり
助かった。ところがその後、再び雨に、そしてなんと雪も降り始める。
濡れて、冷え切って興聖寺に到着する。お御堂にあげていただいて、
熱いお茶をよばれ、ストーブで体を乾かす、助かった。
1日目のゴールはその後15分で到着する。
そして、宿泊場所の「朝日の森 自然研修所」にバスで向かう。
宿泊は研修所内の4人用のキャビンである。同部屋の人は北九州市、
呉市、横浜市の人である。その後飲んで話して宿泊の良さを満喫する。
翌朝、目を覚ましてみたら外は真っ白、そしてまだ雪が降っている。
この地方でもこの時期雪が降るとは、と管理人も驚いてみえた。
しかし、研修所を出る頃には雪も止み、まもなく青空が広がる。
今日も淡々と歩くが、昨日と違って暖かく晴れ上がり気分は上々である。
熊川宿ではゆっくり見学する。今回一番の見所である。
もう後は帰りの交通が気にかかる。皆の歩きも速くなる。
上中町役場には2時半に到着、小浜線が電化工事でバス代行になって
いるという思いがけないこともあるが、無事敦賀回りで帰宅する。
第3ステージ以降のスケジュール(2001年) |
第3ステージ・若狭大会 6月9日 若狭上中〜三方 6月10日 三方〜(丹後街道)〜気比松原〜敦賀 |
第4ステージ・福井大会 9月8日 敦賀〜(北国街道)〜今庄 9月9日 今庄〜武生〜鯖江 |
第5ステージ・永平寺大会 10月27日 鯖江〜足羽山〜福井 10月28日 福井〜松岡〜永平寺 |