例 会 案 内

第32回ウォーク例会・開催要項



 
       
【河川探訪シリーズ・天白川編part1】
                   14km

1.開催日時   平成23年6月4日(土) 9時〜(15時)

2.集合場所   名鉄常滑線 柴田駅

3.コース等   柴田駅→須佐之男神社→西来寺→浦里公園→中江公園→

              (天白川緑道)→すげた緑道→植田下水処理場→地下鉄植田駅
 

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

     *雨天でも開催します。

     *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

   *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、安全

   健康管理は自己責任でお願いします。

            
傷害保険の内容      死亡・後遺障害保険  166万円
                             入院保険金(日額)   4000円
                             通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介


伊勢湾台風殉難者慰霊碑

須佐之男社

天白川河口を見る(名古屋港)

天白扇川橋と名古屋高速

旧鳴尾学校舎

永井星渚生誕地(奧は西来寺)

西来寺

永井荷風追慕碑(西来寺境内)

雉本朗造像

野中橋付近の天白川

落差工

植田水処理センター


主な見所の説明

◎天白川
 日進市東部(日進高校、名商大付近)の三ヶ峯(さがみね)を源流とし、三ヶ峯池の放流とともに三本木川に流れ、天白川へと続く。日進市では岩崎川・折戸川を吸収し、さらに植田川や扇川などと合流し、名古屋港へと注ぐ2級河川。延長約23.5km。

◎源兵衛新田
 堀川の運上権をもつ材木商神戸文左衛門の資金援助のもと、大高村の山口源兵衛が宝永3年(1706)に完成させた。入植したのは23 戸、107人だったと伝えられる。そのときに須佐之男社が建てられ、記念にイチョウが植えられた。

◎旧鳴尾学校舎
 明治4年(1871)の廃藩置県のときに、名古屋県の出張所として知多郡横須賀町に建てられたもの。明治15年(1882)に、第31番小学鳴尾学校の校舎になった。

◎永井星渚(ながいせいしょ)
 1761~1819年。永井荷風の先祖で、徂徠派の儒学者として、野にあって尾張の儒学者として活躍した。門下に儒者の伊藤両村などを出している。

◎雉本朗造(きじもとときぞう) 
 1876~1922年。ドイツで民事訴訟法を学んだ後に日本の民事訴訟法を体系化し、京都帝国大学法学部教授を勤めた。1917年、鳴海の小作人は凶作を理由に小作料の引き下げを要求し、「鳴海争議」がぼっ発する。雉本家にかつて出入りしていた小作人が高い法律知識をもつ彼に争議への協力を願い出、1920年に仲裁に入った彼に対し,地主側がまったく応じようとしなかった。彼は農民の側に立って裁判の参加に踏み切る。鳴海争議は長引き、1922年には国会でも問題となり、翌年に和解が成立し,小作料が引き下げられた。しかし、前年に静養先からの帰途,船上から姿を消し,遺体で発見された。

◎植田水処理センター
 昭和55年1月から工事に着手し、昭和57年10月に供用開始。処理施設は、すべて覆蓋を施すとともに、敷地の周囲には緑を配し、臭気や騒音など環境保全に配慮している。また、覆蓋の上部にはテニスコートや芝生広場などが設けられている。敷地面積は58,500u。