例 会 案 内

第111回ウォーク例会・開催要項


 
     
【河川探訪シリーズ・木曽川編partR2
                   9km

.開催日時   令和7年12月6日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   名鉄尾西線 奥町駅

3.コース等   奥町駅→貴船神社→奥村渡船城跡→堤治神社→金比羅社→大明神社

          →高札場→(Sコース:5km・起バス停へ)→尾西歴史民俗資料館→

          三岸節子美術館→(バス停)尾西公園

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

    *雨天でも開催します(暴風警報発令時は中止)。

    *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

  *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、

     安全健康管理は自己責任でお願いします。

          傷害保険の内容    死亡・後遺障害保険  166万円

                   入院保険金(日額)   4000円

                   通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
貴船神明社
 
身代わり地蔵

奥村渡船城跡 
 
堤治神社
 
加藤磯足碑
 
人柱観音
 
起渡船城跡
 
金比羅社
 
起保育園
 
起の大いちょう(大明神社)
 
高札場
 
旧抜本陣跡
 
三岸節子美術館

尾西公園 



主な見所の説明

◎御神木奉迎送
 式年遷宮で御樋代木(みしひろぎ・御神木)を選定・伐採し、沿道の奉祝を受けながら伊勢へ運ぶ一連の神事と行列。儀礼・芸能・地域参加を通じて材が「御神木」として神聖視される文化的プロセスを指す。
 第63回式年遷宮における愛知県内の御神木の奉迎送は、令和7年6月6日〜8日にかけての3日間で、木曽谷から引き継いだ御神木が2泊3日で県内15か所を巡り、地域ごとに独自の奉納行事が行われた。一宮市内の行程(6月7日)には青塚社、貴船神明社、若宮神明社、堤治神社、金刀比羅社、そして真清田神社での大きな迎えが執り行われた。

◎貴船神明社
 創建時期は不明だが、治暦年間(1065~68)以前の鎮座と伝わる。当社を延喜式神名帳に記載された千野神社とする説もある。境内は前田家家臣で末森城(石川県宝達志水町)で佐々成政を迎え撃った奥村永福の生誕地と云われている。境内に安置されている織部型燈籠は桃山時代に製作されたと推定され、総高123cm。昭和23年に服部家から書院と共に寄贈され現在地に移築された。織部型燈籠は昭和54年に一宮市指定文化財に指定。また、奥城城主で織田信長に仕えた梶川高盛の屋敷跡とも伝わる。

◎堤治神社(つつみはりじんじゃ)
 創建は不詳だが、伝承によると景雲3年(706)に当地に大洪水が起こり、その堤防鎮守の守護神として埴安姫神(土神)の分霊を勧請したのが始まりとされている。歴代領主から崇敬庇護され、文禄3年(1594)には豊臣秀吉から釣燈籠から寄進され、弘化5年(1848)には高須藩主松平義建が参拝に訪れ染筆を献納している。ていじじんじゃの愛称がある。
 御祭神が全て女神様であることから、女性に縁起の良い神社として親しまれている。ひな祭りの時期には、拝殿の三十段の階段を雛壇に見立てた「美濃地の雛祭」が開催される。

◎美濃路起宿脇本陣跡【旧林家住宅】
 林家が享保5年(1720)から明治維新まで、起宿脇本陣とて維持していた。また林家は木曽川の渡船を管理する船庄屋を務めていた。この建物は明治24年(1891)の濃尾地震で倒壊した起宿脇本陣の跡地に再建されたもの。大正2年(1913)に主屋が建てられた後、昭和初期に江戸時代の屋敷構えを意識した裏座敷が増築された。平成14年(2002)に国土の歴史的景観に寄与しているものとして、国登録有形文化財(建造物)に登録された。

◎起宿披本陣跡
 起宿には本陣の他に披(ヒラキ)本陣が設けられ、本陣が利用出来ない場合にその吉田家がその代役として勤めた。弘化2年(1845)に起宿に大火があり本陣も類焼すると紀州藩の藩士が吉田家で徳川斉順の参勤交代の残務処理を行っている。その他にも天保7年(1836)に福君(尾張藩主徳川斉温の正室)、慶応元年(1865)には徳川家茂(14代将軍)が長州出兵の際吉田家が披本陣に指定されている。昭和49年に一宮市指定史跡に指定。