例 会 案 内

第108回ウォーク例会・開催要項


 
     
【史跡巡りシリーズ・岐阜編part16
                   11km

.開催日時   令和7年4月5日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   名鉄本線 笠松駅(東口)

3.コース等   笠松駅→奈良津堤の桜→河野称名寺→トンボ池→(Sコース:6km・

          笠松駅へ)→米野の戦い跡→承久の乱供養墓→羽島用水→三井山公園

          →市民公園前駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

    *雨天でも開催します(暴風警報発令時は中止)。

    *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

  *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、

     安全健康管理は自己責任でお願いします。

          傷害保険の内容    死亡・後遺障害保険  166万円

                     入院保険金(日額)   4000円

                     通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
奈良津堤の桜
 
円城寺川並奉行館跡
 
河野称名寺
 
防災センター
 
笠松トンボ天国

米野の戦い跡 
 
飯沼勘平の墓
 
承久の乱供養墓
 
羽島用水
 
如来塚之跡
 
三井山公園
 
各務原市民公園


主な見所の説明

◎奈良津堤の桜
 岐阜県羽島郡笠松町の木曽川の堤防に設けられた桜並木である。別名は千本桜。江戸時代から奈良津堤はシダレザクラの並木が名所であり、昭和5年には岐阜日日新聞による一般公募により、濃飛八景の第二位に選ばれている。昭和45年に、笠松町が、かつてのシダレザクラの並木とほぼ同じ場所にソメイヨシノを植樹し、現在の桜並木が出来る。笠松町奈良町(笠松競馬場付近)から名鉄名古屋本線木曽川橋梁、魂生大明神を経由し、笠松町港町(笠松湊付近)まで至る全長約2kmの桜並木。植樹本数は約250本。

◎円城寺川並奉行館
 木曽川の堤防と国道22号線の交差点の西側にあたる。木曽川は、全域が尾張領とされ、川並奉行は、延宝元年(1673年)に円城寺と北方に設置された。円城寺奉行は、前渡村(各務原市)から前野村(羽島市)までを管轄。初代円城寺奉行は、市川茂右衛門だが、延宝6年に転出した。その後、円城寺村の郷士野々垣源兵衛が奉行に任じられ、以来、野々垣氏が奉行職を世襲した。

◎河野称名寺
 笠松町円城寺にある阿弥陀如来を本尊とする浄土真宗大谷派の寺院。延暦3年(784年)、伝教大師により天台宗の円融寺として建立されたという。濃尾地方の浄土真宗寺院の始まりとして後にほかの寺院と合わせて河野九門徒と呼ばれた。宝暦8年(1758年)に寺号に河野を冠する。境内に「永き日を囀りたらぬ雲雀かな」の芭蕉句碑がある。昭和39年芭蕉翁顕彰会建立。

◎笠松トンボ天国
 羽島郡笠松町にある、自然保護地域(自然公園)。広さは6 ha。このうち2.18 haが整備され、6個の池(トンボ池、中池、古池、造成池、まこも池、ため池)と4つの広場(トンボ広場、カッパ広場、野鳥広場、芝広場)で構成される。トンボ池にはトンボが多く棲息しており、ベッコウトンボやイトトンボなど、今までに7科43種が確認されている。現在は30種程度が棲息しているという。貴重な自然が残ることから、昭和48年より笠松町が保護を行なっており、「岐阜県の名水50選」「木曽三川三十六景」「水と緑の環境百選」などに指定されている。

◎ 羽島用水
 岐阜県各務原市と愛知県犬山市の県境である木曽川犬山頭首工を取水源とする農業用水。濃尾用水(羽島用水、宮田用水、木津用水)の一つである。各務原市内の伊木山、不動山は地下水路として潜る。その後新境川と交差し、各務原市稲羽地区(旧稲葉郡稲羽町)を通過し、羽島郡岐南町、笠松町と通過し羽島市に至る。延長18.1km、流域面積16.4