例 会 案 内

第107回ウォーク例会・開催要項


 
     
【史跡巡りシリーズ・名古屋編part17
                   11km

.開催日時   令和7年3月1日(土) 9時~(15時)

2.集合場所   地下鉄 八事駅(5番出口を出る)

3.コース等   八事駅→塩竃神社→地蔵寺→島田神社→菅田神社→

         (Sコース:7km・野並駅へ)→相生山緑地→葉書塔→

         徳林寺→千秋家の墓→野並駅

4.参加費    300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.その他

    *雨天でも開催します(暴風警報発令時は中止)。

    *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。

  *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、

     安全健康管理は自己責任でお願いします。

          傷害保険の内容    死亡・後遺障害保険  166万円

                     入院保険金(日額)   4000円

                     通院保険金        2000円


                               
主な見所の紹介

 
仏地院
 
八事神社
 
塩竃神社
 
天白川
 
島田神社
 
島田地蔵寺

島田城跡 

菅田神社 
 
相生山緑地

葉書塔 
 
徳林寺

千秋家の墓 


主な見所の説明

◎仏地院
 
前身は明徳4年(1393)に開創された末寺十数ヶ寺をもつ真言宗の一本山であった。数度の火災のため荒廃したが、寛永元年(1624)二世物道和尚が復興改宗され、陶金山仏地院と命名。十一世鶴峰和尚の代の大正7年現在地に移転し、音聞山仏地院と称するようになった。ご本尊は釈迦牟尼仏を祀っている。大正10年発刊の「東山名勝案内」によれば、「音聞山(現在の御幸山)の西南麓にあり、三方に碧地を控え、最も景勝を占める。」とある。

◎塩竈神社
 
祭神は塩土老翁命(しおづちのおじのみこと)。弘化年間(1844~1847)の頃、天白村の豪農山田善兵衛が陸奥国国幣中社塩竈神社から分霊を賜り、奉祀したことにはじまる。神社には、市の保存樹で樹齢百数十年という藤の老木があり、見事な薄紫の花を咲かせる。安産と子どもの守護神として参拝者が多く、桜の頃の護児祭は特に賑わう。

◎天白川・寄鷺橋
 
区のほぼ中央で天白川と植田川が合流し、天白川となり南区を抜け海へ注いでいる。合流点付近に東海地方では珍しいニールセンローゼ型の人道橋「寄鷺橋」がある。また、「天白川天白護床工」は、植田川との合流点につくられた河川管理施設、馬蹄形で段状という特異な形により見事に自然と調和をさせ、快いせせらぎの音を創出したところが高い評価を受け「名古屋市都市景観大賞」を受賞した。

◎菅田神社
 
祭神は仁徳天皇を主とし、ほかに天照大神、応神天皇など9祭神を祀る。創建不詳。明治5年7月28日村社となった。古来若宮八幡社と称していたが、明治42年3月16日島田の熊野社と合祀し、島田神社と改称。そして大正12年11月15日現在の菅田神社に改称された。

◎相生山緑地
 
野並、相生、山根の3学区にまたがり、123ヘクタールという市内有数の広大な面積をもち、良好な自然を残している。緑地内に東西300から400mにわたって桜並木がある。野つつじが咲き、野うさぎの姿を見かけることがある。昆虫も多いが、特に鳥類は70余種が観察され、秋になると市内では珍しいコノハズク、ヤマシギの鳥に出くわすことがある。

◎葉書塔
 
徳林寺の北東、林の中にひっそりと建っている。この塔には昭和2年新愛知新聞社(後、名古屋新聞社と合併して中日新聞社となる)が愛知県の新十名所を募集したときに集まった850万余枚の投票葉書が収められている。塔のそばに、この地が三百余か所の候補地の中から新十名所に選ばれたいわれを記した石碑がある。

◎千秋家の墓
 
梅野公園の東にある墓地のうち、南側の一段高くなっているところが千秋家の墓である。織田信長より野並をはじめ三カ村の所領をいただいた旧熱田大宮司千秋家並びにその分家の墓標が建てられていた。しかし、江戸時代には墓標を建てることは許されず、塚を造りその上に松を一本植えてそのしるしとしていた。現在の墓標は明治以降のものといわれる。