例 会 案 内

第10回ウォーク例会・開催要項




   【 河川探訪シリーズ・日光川編part1】

1.開催日時  平成19年10月6日(土) 9時集合〜(15時解散予定)

2.集合場所  名鉄尾西線 萩原駅 

3.コース等  萩原駅→朝宮公園→北神明公園浅井山公園(Sゴール:14km)

曼陀羅寺公園(ゴール:18km)→江南駅(21km)

4.参加費   300円(中学生以下無料、小学生以下は保護者同伴)

5.交 通   名鉄一宮駅  
8:208:35、 8:358:50

6.その他

   *雨天でも開催します。

   *歩ける服装で、弁当、飲み物、雨具、敷物、筆記具等を持参してください。
     
    *例会中の事故(けが)については、傷害保険の範囲内で対応致しますが、
    安全と健康管理は自己責任でお願いします。


主な見所の紹介


萩原宿

萩原橋(遠くに名神高速道)

朝宮公園

野府川合流点

東海北陸道交差

IR東海道線交差

神明社

国道22号交差

浅井山公園近く

浅井山公園

日光川起点

曼陀羅寺



主な見所説明

*日光川
 源を江南市の西部に発し、木曽川と新川および五条川に囲まれた愛知県西部の低平地の排水をにない、その流路延長は41km、流域面積は約289平方kmの県下最大の二級河川。日光川水系は往古、木曽川の乱流した時代の澪筋であって、流路は幾度か変遷し、多くの大災害を記録している。現在の日光川は、天明年間(1781~1789)に改修されたもので、その後、大正時代に上流部、河口防潮樋門の建設等が成されている。

*孝子佐吾平遭難遺跡
 天保年間、播州明石の藩主が江戸への参勤途中、暴れ馬を取り押さえようと行列の前を横切った萩原宿の馬方佐吾平が、先駆の武士に無礼打ちになった。佐吾平は家は貧しかったが盲目の母によく仕え、孝子の誉れが高く、人々は彼の死を悲しんだ。これを聞いた尾張藩は、以後、明石藩が尾張藩領を通行するときは夜間に葬式の装いをしてのみの往来を許した。

*浅井山公園
 公園面積約35,600u、昭和40年4月開園された公園である。その中心施設である温故井池は、浅井万金膏で有名な森林平氏の元所有であったが、戦中戦後の労力物資不足により、葦の密生するまま放置されていた。一宮市が昭和37年市の公園用地として、一部寄付を含めて買収し、市民憩いの場として整備した。
 また温故井池は、木曽川の乱流時代の河跡湖で、文化8年(1811)にときの尾張藩主徳川公が落馬し負傷され、御殿医であった森林平氏が治療に当たり、ほどなく全快されたお礼としてこの池が与えられたと言われる。(一宮市資料提供)

*曼陀羅寺
 日輪山曼陀羅寺は西山浄土宗に属する寺院で、通称「飛保の曼陀羅寺」と呼ばれている。西山浄土宗の古刹で尾北地方における最も格式の高い霊場である。寺域は
1,300坪、檜皮葺の正堂を中心に庫裏、大書院、小書院、曼陀羅堂、地蔵堂、鐘楼、宝蔵、続いて中門、南門(矢来門)が甍を連ねている。
 後醍醐天皇の勅願で、元徳元年(1329)に竣工した。開山は天真乗運上人。その後、寛永9年(1632)に阿波国守蜂須賀家政が、幼いときに本寺塔頭本誓院で学んだ縁により正堂を再建寄進した。
 曼陀羅寺は昭和45年に寺域の一部を提供し、市の管理のもとに曼陀羅寺公園として整備された。園内には12種類約60本の藤が植えられて「曼陀羅寺の藤」として大変有名となっている。