so293
     (せんりゅうつれづれそう)


        
 第293号(R8年5月)
コ バ ノ ズ イ ナ

 (科目)ズイナ科     (花言葉)純粋な心、愛情、清らかさ、

 北アメリカを原産とする落葉低木。日本へ渡来したのは明治時代で、在来のズイナよりも葉が小さいためコバノズイナと名付けられた。開花は5~7月。新たに伸びた枝先に、直径5ミリほどの小さな白い花が長さ5~10センチの穂状に集まって咲く。花には5本の雄しべと5枚の花弁が目立つが、花弁は開花後の早い段階で落ちる。

 5月に入り、気持ちのいい季節になったと喜んだのもつかの間、もう真夏の日々が来てしまいました。気温の変化は生物に及ぼす影響は大きいでしょう。予断は許されません。(★印は英人推奨句) 




課 題   「 声 」

響く木々の彼方にホーホケキョ   奈っ葉
禅寺の読経の僧の渋い声   ペ天使兄
  声で知る夫の気分のありどころ   ★ペ天使妹
子供会田植え実習はしゃぐ声    瑞希
途絶えたか私を呼んでいた声は    ★橘
笑い声空にひろがる子供の日     さくら

亡き友の声で目覚めたこどもの日    靖坊
危ないと声あげたのに転んでいる   桃華
老いたから声出すことに励んでる   英人



  「 山登り 」    瑞希

登山する転ばないよに一歩づつ
  低くてもロープ頼りの山でした
   頂上で青空仰ぎ深呼吸
 ★やりきった達成感は宝物
    頑張った自分を誉めてあげました


 


「五月晴れ」    さくら

雄大に茶摘み見守る富士の山
澄んだ空優雅に泳ぐ鯉のぼり
★親も子も笑顔で頬張る柏餅
新緑が映る水面に魚くる
華やかに七色並ぶカーネーション


(随想1)  「気まま書鑑賞」  さくら

 寺さんの「気まま書」変遷記を読ませていただきました。私も毎回楽しく拝見しております。今年の2月で、寺さんの「気まま書」が140枚となり、地域の素敵なカフェに飾られ、お客様やカフェのスタッフの皆様に喜ばれ大好評という事は、大変素晴らしい事ですね。
 「思わずほっこり笑顔になる」というお言葉に大いに共感いたします。いつもありがとうございます。これからも、寺さんの「気まま書」を楽しみにしています。


*「気まま書変遷記」を読んで頂いてありがとう。メールの好意的な文に掲載させていただきました。きっかけはこの川柳連れ連れ草と無縁ではないのです。楽しんで書いていきますので、よろしくお願い致します。(英人)



「 五 月 」      橘

匿名に隠れる大声出すヤツら
呼ばれても向かない空耳だろうから
独身の伯母の「愛燦々」で締め
みな苦労している私なんてまだ
★好きになりよかった境地にようやっと

 

 

「 母の日 」    奈 っ 葉

★カーネーションくれた娘も母となる
母思う気持ち変わらず会いに来し
カーネーション何度貰えどまた嬉し
わが母は土に還りて三回忌



 

 
・・・英人の20句抄・・・「ちょこボラ」

   わが町に高齢者向けのサービスあり
  ちょこっとのボランティアでちょこボラ
 日常の生活支援致します
     二年まえ協力会員申し出る
     会員の少なさに出した男気
         利用者の多い希望は庭整備
         自宅捨て他人の家の草取りに
         嫌み言う妻を横目に出かけてる
         始めれば夢中になってする草取り
         他家でもきれいになれば気持ちよし
       利用者は車代程の費用負担
      利用者は良い制度と増えていく
     協力者を増やすことが課題です
  定年後ボランティアで明け暮れて
  活動を減らしていく歳が来る
  ちょこボラが増えて活動増えている
  協力者にメリットもあるちょこボラ
       人生は言うこと成すこと逆もあり
        できることはすればいいと開ききる
         もう十年ボクに人生下さい

 


  「ひとりピザパーティー」 
              靖坊


    連休は大食いしようと思い立つ
  憧れのLサイズピザ持ち帰り
完食し腹も心もご満悦
  胃もたれに老いを感じる次の朝
    ★胃袋も若くはないと自覚する



五 月 」  ぺ天使兄

五月来て松の芽競い立ち上がる
どんな方住んでいるのかジャスミン香
りゅうりゅうと若葉の銀杏天を突く
★朝昼の寒暖の差に老い惑う


「虹が出る」    桃華

虹が出る散歩したいと疼く膝
新緑の散歩のついでに墓参り
年齢差やはり隠せぬ首のシワ
★よく聞けば今日も生きてる鍋の音
生かされているこの町に雨が降る

 
(随想2)  「 病 友 」  桃華

  友が死んだ、私と同じ病名である。罹患したのは私が先。彼女と私は病友となり、時々お茶をして情報交換しあった。内容を知り、彼女の方が私より重いなとは感じていたが発覚して二年弱、彼女は力尽きた。
 命はどこでどうなるか分からぬ。私も日々不安を抱きながら生活している。「今こうして生きているだけで幸せ」をモットーに、カラ元気を出しながら、死ぬまで生を慈しんで生きていこうと思っている。



・・・ お 便 り 欄 ・・・
句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと
思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。

 
◎靖坊
 ゴールデンウィークはどこかへ遊びにいくこともなく家でゴロゴロしていたら体重が激増しました。しばらく節制に努めようと思います。


◎橘
 掲示板の椿大神社、夫の実家が熱心に通っていたので今も時々訪れます。先日も水回りのリフォーム工事の前に行きました。祈祷をお願いするのですが、親のこと、子どものことなど、いつも目一杯にお願いしてしまいます。


◎ペ天使兄
 若葉いっぱいで、一年で一番好きな季節ですが、庭の草木の勢が良すぎて、対応が大変です。

 




    (鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ 

 

声で知る夫の気分のありどころ(ペ天使妹)   桃華   
  長年連れ添っていると、声の調子で相手がどんな気分か分かってきますね。それを上手に対応するのが妻の役目、夫婦円満の秘訣でしょうか。今日の旦那様の声はどんなでしたか?。

カーネーションくれた娘も母となる(奈っ葉)   桃華
  母の日にいつもカーネーションをくれていた優しい子がついに母となるなんて、感激の極みですね。おめでとうございます! 最初の孫の誕生日は一番印象に残ります。いつまでもやさしい目で見守ってあげてください。

胃袋も若くはないと自覚する(靖坊)   英人
  いろいろなところで老いを自覚します。それが胃袋ですか? これも代表的なことでしょう。私は昔から痩せの大食らいでした。今でもその名残はあります。妻と同じものを頼めば半分はこちらに回ってきます。それでも大分少なくなりました。長生きの秘訣は腹八分目、と言う人もありますから、胃袋を自覚しないといけません。

頑張った自分を誉めてあげました(瑞希)   英人
  頑張った、よくやった、と思えれば自分で誉めてあげましょう。高齢になれば人様々はよりはっきりしてきます。人には分からないこともあります。自分で自分を誉める、何も自慢話ではありません。大いに誉めて活力にしてください。

澄んだ空優雅に泳ぐ鯉のぼり(さくら)   英人
  大空を泳ぐ鯉のぼり、こんな鯉のぼりを見ていると全くすがすがしい気分になります。小さな悩み事など忘れさせてくれます。ストレスも発散させてくれるでしょう。大空を見る、1日に1回はそんな時間を持ちたいものです。

途絶えたか私を呼んでいた声は(橘)   英人
  私を呼んでいた声は頼りにされていたからでしょうか。そんな声が聞こえなくなった。と言うことは呼んでいた人が成長されたからでしょう。そうなれば悲観することでなく、喜ばしいことです。人は最後には1人になっていくものです。

・朝昼の寒暖の差に老い惑う(ペ天使兄)   英人
  老いれば順応が難しくなるのは自然なことです。寒暖差の大きさも大きな負担になります。うっかりすると風邪を引いたりします。ここはもう自分で気をつけるしかありません。老いればこのように不便なこともありますが、良いこともあります。拾い出してみてください。

利用者の多い希望は庭整備(英人)   靖坊
  庭や家回りの草取りは大変ですからね。除草剤は使いたくないので基本的に手作業ですが、最近は年のせいかすぐ疲れてしまいます。それにしてもちょこボラとは素晴らしい。年二回の一斉清掃でさえ一度も参加したことのない私にとって、他人の家の草取りを引き受けるとは、少しは見習わないといけませんね。


投稿をお待ちしています。


    
       「川柳連れ連れ草」への投稿案内

             次の要領で川柳及び感想文を募集します。

  1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度
    メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて
    ください。課題の題は2)の通りです。
  
2)2026年「課題」
    (1月)赤い (2月)夕日 (3月)染める (4月)弾む
    (5月)声 (6月)離れる (7月)仲間 (8月)思う
    (9月)手 (10月)甘い (11月)匂う (12月)髪

  3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文
    (150字以内)も募集いたします。
  
4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行
    います。感想文もその句のページに随時掲載します。
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