so291
     (せんりゅうつれづれそう)


        
 第291号(R8年3月)
ム ス カ リ 
の 

 (科目)キジカクシ科     (花言葉)希望、通じ合い心、失望、悲嘆、

 球根植物、草丈15cmほどで3~5月頃に青紫色の花を咲かせる。春の花壇を彩る人気の花のひとつ。原産地は南西アジアあるいは地中海沿岸地方で、地中海沿岸が分布の中心。球根は数年くらい植えたままでも差し障りない。花は一見するとぶどうの実のように見えることからブドウヒヤシンスの別名を持つ

 変化の少ない年金生活者の身にも年度末の気ぜわしさを感じています。主な役目は地元老人会と一宮友歩会の会長職ですが、周りの動きに合わせる必要があり、独自では成り立っていません。世の中のことすべてが人とのつながりです。人との縁は大切にしたいものです。(★印は英人推奨句) 




課 題   「 染める 」

頬染めて視線を交わす春の朝    さくら
一面が菜の花の香や黄に染まる   奈っ葉 
すぐ染まるのも柔軟なればこそ     橘
空を染め今日を収める夕陽かな   ペ天使妹
軽やかに手染めのマフラー巻いてみる   瑞希
色あせた心を染めてくれた人    ★靖坊
   染め相いてここに今あり老夫婦   ★ペ天使兄
髪染める何度染めてもまだら髪    桃華

無意識に染めて染められ今がある   英人



  「義息子転勤 」   奈っ葉

転勤の辞令ビックリ泣く間無し
  前向きに単身赴任覚悟決め
    ★各々が今出来る事やるのみぞ
  引っ越しの手を止めスマホサクラサク
赤飯を孫の祝いに届けたり


  


「 確定申告 」  ぺ天使兄

 
e-taxこれまでうまくいったのに
 収入は公的年金だけになり
 ★医療費の控除の多さ喜べぬ
 締切日まじか税務署混雑中
 受取りは優しき女性まづ安堵


「 春の空 」    靖坊

鼻と目をむず痒くして冬は行く
朝晩の冷えもなんだか心地よい
雑踏の騒めきさえも暖かい
青空が上着を脱げと言っている
★さて明日はどこへ行こうか春の空


(随想)  「パソコン買い換え」  靖坊

 昨年11月、10年以上愛用していたパソコンを買い替えました。OSをバージョンアップしメモリを2倍に増設して使っていたのですが、ここ数年、異音がしたり、いきなり電源が落ちたり、ディスク修復ができずOSを入れ直したりとトラブル続きでした。さらにWindows11の対象外機種だったこともあり、思い切って新品のパソコンを購入したというわけです。
 使い心地は抜群です。記憶装置がSSDということもあるのでしょうが、全てにおいて処理が速く作業時間が大幅に短縮できています。このパソコンも10年以上使い続けられればいいなあ、と思っています。

 


   「嫁入りタンス」    瑞希

   忘れてたタンスの中に宝物
 五十年眠りこけてたこの着物
★詰まってる母の気持ちの着物達
 思い切る暖簾にぴったりこの着物
   梅柄の着物を出して春を呼ぶ



「春の訪れ」    さくら

横顔にエールを贈る門出の日
見納めの制服の背の逞しさ
思い出は君を彩る宝物
やり切った努力の日々に花が咲く
★喜びと感謝を胸に春の道


 

 
・・・英人の20句抄・・・「旧友再会」

       思わぬ人から訃報届く午後
      会っておけばよかったと悔い先に来る
     少しずつ周りの人が消えていく
   都合などかまってくれない人の命
 歳をとる別れは自然と受けとめる
       ご無沙汰の旧友今頃どうしてる
       最善はすぐに行動起こすこと
       思った日が吉日とすぐ電話する
       会う日会う場所決めて時を待つ
       会ってみれば昔話に時忘れ
       また機会作ることを約束し
          声かかる待っている人も多かろう
        次々に気になる友に連絡し
       声かけるこれも自分の役目とし
   職業は無職と書く吾なれど
    年度末年度初めの気ぜわしさ
      弥生は畑仕事も待っている
       要領が悪くなった分手間かかる
        動ける分まだましと動くのみ
         月眺め日々好日と過ごしてる

 


「 荒 天 」  ぺ天使妹

厚き雲洗濯物を如何にせむ
感外れ慌てて棹ごと取り入れる
晴れ間見え急ぎ物干し外に出す
★今日ひと日洗濯干しに奔走す

 「 弥 生 」   橘

何もない人はいないさ定年後
くよくよとしている努力はしないまま
罹患してはじめて知ったこの病
★母叱り子に叱られている私
湯につかる時間が短くなって春


「 日 々 」    桃華

くもり空ふたりで過ごすティータイム
雲流れ今日も続いたいい天気
★腕を振り今日の動き確かめる
駆け足で転ばぬ先の杖を持ち
母と見た最後のサクラ思いだし



 


・・・ お 便 り 欄 ・・・
句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと
思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。

 
◎靖坊
 今年の桜は平年より早めの開花となるようですね。いまからお花見が楽しみです。(3/8受)

◎橘
 2月に異常に暖かかったのが、温暖化が加速している気がして怖かったので、ぶり返した寒さに文句を言いながらもほっとしています。でも花の咲き具合はちょっと早いような・・・?(3/10受)

◎さくら
 皆さん、花粉症は大丈夫でしょうか?私は今のところ大丈夫ですが、様々な花粉対策の商品がありますね。季節の変わり目に良いという事でハーブティーを飲むと確かにスッキリするような気がします。


◎ペ天使兄
 春の香りはあるのですが、あと一押し、寒さが去りません。桜開花の予測も騒がしくなり春はまじかですね。

 




    (鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ 

 

◎やりきった努力の日々に花が咲く(さくら)   瑞希
 受験も部活もそれぞれにやりきる事を教えてくれた孫。喜びもあり悔しさもある18歳のそれぞれの道です。でもやりきりった先にはかならず花が咲きます。それを信じて前を向き、花を咲かせてくれるでしょう。

◎くもり空二人で過ごすティータイム(桃華)   瑞希
 晴れた日は畑も気になり、遊びにも行きたいと誰しも思いますよね。でも今日はあいにくのどんより空です。こんな日は心も沈みがちです。せめて夫婦でティータイムいいですね。幸せ感がこちらにも伝わり、ハッピーな曇り空です。

◎青空が上着を脱げと言っている(靖坊)   瑞希
 北風とマントを思い出しました。どんなに頑固な心も、お日さまの力は絶大です。私も青空に負けないような暖かい心で、生きたいと思っています。

◎忘れてたタンスの中に宝物(瑞希)    靖坊
 思いがこもっている物はどんなに古くても宝物ですよね。古びたり使わなくなった洋服は容赦なく処分しているのですが、40年以上前に妹が初任給で買ってプレゼントしてくれたプルオーバーのジャンパーだけは今もタンスの奥で眠ったままです。数十年ぶりに着てみようかな。

医療費の控除の多さ喜べぬ(ペ天使兄)   桃華
  年が明けると確定申告の準備をする。医療費の計算をするのは私の役目。毎年対象になっていたが、ここ2~3年必要がなくなった。体調がよくなっている証しであろう、と喜んでいる。

罹患してはじめて知ったこの病(橘)    桃華
  思いもよらない病名を言われるとびっくり仰天、信じられない気持ちの方が大きいですね。私もそうで、医者の言うと通りに治療に専念、そして、その病気を詳しく知りたくなり調べたものです。知識を得ることはいろいろ役に立ち、楽しいし、友だちにも話ができ、気をつけて貰えて嬉しいものです。

今日ひと日洗濯干しに奔走す(ペ天使妹)   英人
  気まぐれな天気に奔走される主婦、妻もよくやっている姿です。いいつもりで外に干したら雨が、大慌てです。外出する時など外か軒先か、それとも小屋の中か、決断も要ります。主婦の悩みは多用です。

各々が今出来る事やるのみぞ(奈っ葉)   英人
  これは誰でも、どんな時でも同じです。今できることをやるのみです。しかし、ことあると更に重要です。特に家族に重要なことが起きたら、それぞれの行動が大切です。家族の大切さを知る機会のもなるでしょう。うまく乗り越えられることを祈っています。



投稿をお待ちしています。


    
       「川柳連れ連れ草」への投稿案内

             次の要領で川柳及び感想文を募集します。

  1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度
    メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて
    ください。課題の題は2)の通りです。
  
2)2026年「課題」
    (1月)赤い (2月)夕日 (3月)染める (4月)弾む
    (5月)声 (6月)離れる (7月)仲間 (8月)思う
    (9月)手 (10月)甘い (11月)匂う (12月)髪

  3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文
    (150字以内)も募集いたします。
  
4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行
    います。感想文もその句のページに随時掲載します。
    掲載方法は一任してください。

  5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。


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