so289
(せんりゅうつれづれそう)

第289号(R8年1月)
ブ ロ ッ コ リ ー の 章

(科目)アブラナ科 (花言葉)永遠の力、小さな幸せ、 |
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原産地は地中海沿岸で、キャベツの原種が交雑を繰り返すことでブロッコリーへと発達したと考えられている。古代ローマではすでに食用されていましたが、栽培が盛んになったのは15~16世紀頃。日本に渡来したのは明治時代ですが、急速に普及したのは1980年代になってから。小さな緑色のつぶつぶがたくさんついているが、これはひとつひとつが花のつぼみ。それらが集まったものを「花蕾(からい)」といい、その花蕾の部分と花茎の部分を食べている。
キャベツに続いてブロッコリーとなりましたが、キャベツが発達してブロッコリーとは、知れば面白いものです。何事も時の流れによって変わっていきます。老いたと言えどもまだ良い方向に変わる余地はあるでしょうか。今年もできることを楽しんでいきたいと思います。(★印は英人推奨句)
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課 題 「 赤 い 」
青空に赤い闘志が燃える冬 ★さくら
歩み止め赤富士拝む土手の道 ペ天使兄
赤い靴手に取ったけど躊躇する ペ天使
赤い靴はいても踊りだせぬ年 橘
正月だ赤い鼻緒の下駄を出す ★瑞希
赤い実に積もれる雪にメジロかな 奈っ葉
冬の野の紅一点や烏瓜 ペ天使妹
読み返すと思わず顔が赤くなる 靖坊
赤い実をついばみ鳥が去って行く 桃華
黒よりは赤がいいと服を買う 英人
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「 睦 月 」 橘
★嘘ばかりついてる口に似合う紅
一度だけ「我慢強い」と褒めた義母
このザマは今までしてきたことのバチ
こうしてはいられぬそれが原動力
才能はそこそこ努力が足りません
「日の出日の入り」 ぺ天使兄
今日からは日の出早まる嬉しいな
日の出位置右に動いて春が来る
急ぎ足日の入り見える所まで
来てみれば日の入り場所に雲いっぱい
★日の入りがくっきり見えて今日感謝
「ショッピング風景」 瑞希
帰省中祖父母道連れ買い物だ
面白い買い物風景楽しいな
★ねだられて嬉しそうです老夫婦
付き添いはベンチ探して座ります
何を買う財布ハラハラ孫平気
(随想) 「 お 年 玉 」 瑞 希
元旦の夜、思わぬ人からスマホに連絡がありました。なんと45年前の職場の先輩からでした。今年81歳になられますが、とてもお元気です。
当時、鬼の主任で名を馳せておられましたが、女性にはめっぽう優しくて、私達は大好きな先輩でした。
約45分間、お互いに歳を重ねて、その後のいろいろな人生模様を語り合いました。共通の話題があるからこその会話でした。数ある人の中で、私を思い出し連絡して下さった事が、何よりの大きなお年玉でした。
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「 くすり 」 ぺ天使妹
食卓の一隅占める薬入れ
飲んだかな今日も思案の薬飲み
にちにちにお腹いっぱい薬飲む
★副作用案じながらも薬飲む
「お正月〜2026年〜
さくら
神々しく雲海浮かぶ初日の出
初詣感謝し祈る良い一年
★温かい友のひと言年賀状
スマホにて賀状が届く新時代
振袖に未来かがやく新成人
「 寒 中 」 奈 っ 葉
★霜柱踏んで子供と大はしゃぎ
メジロにも蜜柑を少しお裾分け
愛犬と我も炬燵で丸くなる
・・・英人の20句抄・・・「2026年課題」
| 赤い服同窓会に着ていこう |
| 夕日見て今日の無事に感謝する |
| 染めること止めて自然のまま生きる |
| 胸弾む郵便受けを開ける時 |
| 声出して話しかければ春は来る |
| 老いるとは離れる人が多いこと |
| 知らぬ間に仲間が欠けて広い部屋 |
| あの出会いあったから今があると思う |
| 手を空けて繋ぐ人を待っている |
| 妻帰る甘いものから食べる癖 |
| 寒くても春が匂うのを待てません |
| 髪洗い出かける先を探してる |
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「正月終わり」 靖坊
★無職の身仕事始めは日光浴
まだ正月朝酒飲んで七草がゆ
松過ぎても無為徒食のままでいる
動き出す世の中動かない自分
新年に乗り遅れても気にしない
「 いとこ 」 ペ天使
いとこ会12人の長として
いとこから持ち上げられて振る舞った
★いとこ会来年も逢う約束し
「年が明け」 桃華
友弱り切なさだけが残る午後
元気づけするコトバまで嘘になり
膝痛をおして今日も歩いてる
青春を走ってる人の荒い息
★よく眠りうまい食事で年が明け
・・・ お 便 り 欄 ・・・
句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと
思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。
◎靖坊
毎日が日曜日な生活でもお正月には独特のめでたさがありますね。今年の三が日ものんびり過ごしました。
◎橘
昨日から大雪のニュースを聞いています。刈谷は寒いだけで雪雲は届かなかったようです。名古屋、稲沢、刈谷と転居してきましたが、やはり三河は暖かいです。いつも「いつか名古屋に帰りたい」と思っていますが、雪のニュースを見るとちょっとひるんでしまいます。
◎さくら
年末年始は何かと忙しい時期ですが、今年の年明けは初詣や初売りなど、良いお正月を過ごす事ができました。今年は、川柳連れ連れ草が記念すべき25年目という事で、大変嬉しく思っております。
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(鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・
・正月だ赤い鼻緒の下駄を出す(瑞希) 桃華
お正月というとすごく楽しい気分になったり、新しいことに挑戦したい気分になる。日常と違う神々しさがある。赤い鼻緒の下駄、懐かしいなあ。子どもの頃親に買ってもらい喜んだ記憶がある。あれはきっとお正月のできごとなのだろう。いい時代に生きたものだと、今更ながら感心する。
・飲んだかな今日も思案の薬飲み(ペ天使妹) 桃華
時々忘れる薬、後になり飲んだかどうか、分からなくなる時もある。歳取ったせいか、物忘れが多くなり自分ながら嫌になる。知曰く「飲んだかどうか分からなくなったら飲まない方がいい」と。重ねて飲んだらよけい身体に負担がかかるそうだ。私も分からない時は飲まないことにした。
・動き出す世の中動かない自分(靖坊) 英人
世の中の動きは全く凄まじい。それが良いのか悪いのかも高齢者には分からない。分からなければ動かないのが賢明であろう。人間、本当に何を求めているのだろう。皆一度立ち止まって考えて欲しいものだ、と思う。
・赤い靴はいても踊りだせぬ年(橘) 英人
赤い靴、赤い服、赤は何かと浮き浮きさせる。でも踊り出せぬと嘆く作者。でももう踊らなくてもいいのです。無理することはありません。気分だけでも明るくなればいいのです。赤と言えば女性、長生きできるはずです。
・日の入りがくっきり見えて今日感謝(ペ天使兄) 英人
夕焼けが美しい、今日も一日が終わった。無事過ごしいい一日であった。そして感謝です。こうして良い日々が過ぎていく。いつまでこんな日が迎えられるだろう。日々大切に生きたいものです。
・赤い服同窓会に着ていこう(英人) 靖坊
赤い服は持っていないだけでなくこれまで一度も着用したことがありません。小学校のランドセルは男子が黒、女子が赤だったこともあって、赤いモノを身に着けることに抵抗を感じるのです。しかしジェンダーレス社会の現代においてこんな考え方は時代遅れですよね。思い切って赤シャツでも買ってみようかと思います。
・温かい友のひと言年賀状(さくら) 英人
友からの年賀状の温かい言葉、新年を迎えて嬉しいことからの出発です。今年もいい年になるでしょう。こういう友は大切にしたいものです。一生の宝です。
・霜柱踏んで子供と大はしゃぎ(奈っ葉) 英人
寒いにもかかわらず子供らと大はしゃぎ、することも若返ります。本当に子どもは元気をくれます。歳を忘れさせられます。でもはしゃぎすぎないように、気をつけてください。
・いとこ会来年も逢う約束し(ペ天使) 英人
いとこ会、こういうことができるのも良いですね。親族だけに共通の話題も多く、話も理解しやすい。ともかく会ってしゃべること、高齢者には大切なことです。続くことを祈っています。
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投稿をお待ちしています。
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「川柳連れ連れ草」への投稿案内
次の要領で川柳及び感想文を募集します。
1)毎月15日までに自由句を7句程度、課題句を2句程度
メール(下記)で送付してください。自由句には題をつけて
ください。課題の題は2)の通りです。
2)2026年「課題」
(1月)赤い (2月)夕日 (3月)染める (4月)弾む
(5月)声 (6月)離れる (7月)仲間 (8月)思う
(9月)手 (10月)甘い (11月)匂う (12月)髪
3)「川柳連れ連れ草」を読んでいただいた人から感想文
(150字以内)も募集いたします。
4)発表は「川柳連れ連れ草」として本ホームページ上で行
います。感想文もその句のページに随時掲載します。
掲載方法は一任してください。
5)始めて投稿される方は「川柳観」をご一読下さい。
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