so280
     (せんりゅうつれづれそう)


        
 第280号(R7年4月)
ミ モ ザ 章


 (科目)マメ科   (花言葉)秘密の恋、感受性、おもいやり、

 オーストラリア原産の常緑樹で、春先にふわふわとした黄色い小花を咲かせることで知られている。3月〜4月にかけてぐんぐんと生長し、その高さは5m〜10mにまで伸びることもある。ガーデニングとしてはもちろん室内の観葉植物としても愛されています。開花時期は3月〜4月頃で、春の訪れを告げる花として愛されている。花は香りがある。イタリアでは、3月8日の「ミモザの日(国際女性デー)」に、女性へミモザを贈る習慣がある。

 インターネットもセキュリティが厳しくなっていくのか、システムが次々更新される。そしてうまくいけばいいが、ついにEメールが届かなくなってしまった。アドレス帳もなくなっている。パニックである。メンテナンスに出す必要があるだろう。当分パソコンのない生活になろう。急いで川柳連れ連れ草を更新した。 (★印は英人推奨句) 




課 題   「 いつも 」

元気ですいつもの朝に感謝する   瑞希
いつもより心地好い酔い花見酒    靖坊
あの人は夢の中だけ優しくて    橘
 いつもがいつもでなくなる歳重ね   ★ペ天使兄

亡き父の笑顔がいつも郷の庭   ペ天使妹
クラス替えいつもの席に友はいず  くまちゃん
嵐去りいつもの景色光る朝    さくら
いつもただ会釈するのみ散歩道    ★奈っ葉
突然の悪夢いつもメールで来る   桃華

いつも会う人いくつまで会えるだろう   英人



   「春なのに」   さくら

フィーナーレを迎える街の老舗店
  メッセージボードに感謝の花が咲く
    懐かしい思いに浸る最終日
  明かり消え桜吹雪が夜空舞う
     ★加速する時の流れに戸惑って


「 花 桃 」   ぺ天使妹

花桃の大枝飾って降誕会
窓に吹き桃の花びら舞いて去る
散り積り最後を飾る桃の花
★来る年も心沸かせよ桃の花

  「 卯 月 」   橘

いつだって大事にしすぎて期限切れ
子どもでもいつも楽しいわけでなく
いつかって言い合うオトナのおつきあい
義母の持論「未亡人こそ楽しけれ」
★春が来て少し上見て歩けそう



(随想)   「 セルフレジ 」   橘

 時々行く雑貨店で買い物をしました。そこは有人レジはなく、買い物客は皆セルフレジを利用するようになっています。初めは心細かったのですが、何度も利用するうちに慣れてきました。
 今回も4点購入し、バーコードを読み取っていきます。支払いをして、家でレシートを見ると3点の購入、もちろん3点分しか払っていません。大慌てで店に引き返し、事情を話し、万引きにはならずにすんだのですが、よく考えると、本来熟練したお店の人のする作業をして、ミスがあり謝りに行って・・・なんだか腑に落ちません。
 確かにぼんやり作業した私が悪いのです。そうなんですが、気づかないままの人もいるでしょうし、いちいちミスした客の相手をしたり、使い慣れない人に教えたりでかえってロスがあるのでは・・・などと考え、スッキリしない日になりました。





  「 新 学 期 」    奈っ葉

     入学に髪整えし孫笑顔
   新しき制服の裾引きずりぬ
 正装で並ぶ親子に桜舞う
   新チーム白球を追う球児達
 ★いつも合う彼に初めてこんにちは

「席に着く」   くまちゃん

★緊張と期待に押され席に着く

「天下の名城」    靖坊

まだつぼみなのに混雑姫路城
外国客ばかり日本じゃないみたい
人住まぬ城の庭にも花は咲く
★我が老後天守の如くそびえ立て
千姫の心で城を後にする


 
・・・英人の20句抄・・・「????」

しばらくお待ちください。


 


  「卯月の日々」    瑞希

    ★桜咲き写真で忍ぶ入学式
  さえずりの鳥の元気に目が覚める
慎ましい生活慣れた年金者
  春嵐人の心も同じです
    つくし摘む春の味覚を料理する

 


「花まつり」   ぺ天使兄

花摘んで御堂を飾る花祭り
仕方なくインターネットで買う甘茶
幼子の柄杓届かぬ甘茶かけ
釈迦像の天上天下唯我独尊
★釈尊の教えを想う降誕会




・・・ お 便 り 欄 ・・・
句と共にいろいろなお便りを頂くので、皆さんに紹介したほうが良いと
思われるものについてはここに紹介していきます。ご承知下さい。

 
◎靖坊
 来年から入城料が値上げされるというので姫路城へ行ってきました。さすが日本が誇る世界遺産、見応え満点でした。


◎ペ天使兄
 桜が終わり心穏やかになりましたが、晩春の気温変動に気を付けねばならぬ頃になりました。


◎さくら
 今年の桜は4月上旬まの入学シーズンまで見ごろでしたね。私は一年中でこの桜のシーズンが一番好きかも知れません。花火シーズンの夏も好きですが、最近は猛暑や台風などの影響をかなり受けますね。


 




    (鑑賞文・感想文) 気ままに一言・・・ 

 



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2)2025年「課題」
    (1月)苦労 (2月)幸せ (3月)読む (4月)いつも
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