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一宮友歩会外々話’07


一宮友歩会の平成19年例会状況を、一宮友歩会
HPトップページに掲載したあいさつ文を活用
してまとめてみました。(平成20年2月24日)


◎第6回例会(平成19年2月3日)
 一宮友歩会の平成19年最初の例会は、2月3日(土)、「河川探訪シリーズ・木曽川編part3」として、名鉄木曽川堤駅より犬山城まで約19kmのコースで開催しました。もっとも寒い時期に木曽川の堤防を歩くということで、天候を非常に気にしていました。朝方は大変冷えましたが、時間がたつに従って気温も上がり、春ではないかと思う程に暖かい穏やかな日になりました。参加者も104名と始めて100名の大台に乗りました。整備された木曽川河川敷を時には快調に、場所によってはのんびりと歩いていただきました。また野鳥園近くでは、その中でホタルを飼育している「一宮平成ホタルの会」の会長さんから、ホタル飼育の話をしていただきました。質問がたくさん出るほどに皆さん熱心に聞いておられました。会長さん、ありがとうございました。


◎第7回例会(平成19年4月14日)
 一宮友歩会第7回例会は「史跡巡りシリーズ・西尾張編part3」として、平成19年4月14日(土)、一宮市北部の木曽川町及び北方町を中心とした史跡巡りのウォークを企画しました。
 例会日前々日までの天気予報では、これまで好天に恵まれた一宮友歩会例会もついに雨天のウォークになるのかと覚悟しました。ところがその雨も朝方にはあがり、出発時には好天です。まだ桜の残る街中を、暑からず寒からず、気持ちよく歩いていただくことができました。また、黒田城跡、田所遺跡、北方代官所跡など多くの史跡を学んでいただきました。そして、雨だったら中止予定のウォーク後初の懇親会も、約30名の方の参加をいただき、楽しく交流を深めてもらうことができました。
 いつも多くの方に会を支えて頂いていることを感じていますが、今回は特にそれを感じました。運営委員の方は言うに及ばず、受付、旗手、アンカー、交通誘導、黒田城や光明寺城、懇親会準備の協力員の方。また、飛び入りで「史跡・馬取り池」や「織姫の碑」を説明していただいた方、時間前に開館していただいた木曽川資料館、拝観させていただいた釈迦寺。そして、いつも案内記事を掲載していただいているミニコミ社などの協力も頂きました。更に陰ながら協力していただいた方もあろうと思います。この場を借りて御礼申し上げます。

 
◎第8会例会(平成19年6月2日)
 一宮友歩会第8回例会は平成19年6月2日(土)、「河川探訪シリ−ズ・木曽川編part4」として、近鉄長島駅より名鉄津島駅までを計画しました。今回も好天です。いつもの通り準備運動をして出発。輪中の郷、船頭平河川公園などを見学の後、木曽三川公園センターで昼食をとりました。午後は立田大橋を渡り堤防に下りたところで、愛知県河川課の方から、この地域の地形や木曽川、長良川の歴史などの話を聞きました。深い知識と要領を得た話に、びっくりするほどに皆さん興味津々でした。更に上流に向けて歩き、安泉寺という寺院で休憩を取らせて頂きました。ここでは湯茶のサービスと88歳の住職より説明を受けました。和やかな雰囲気でした。ショートコースで帰られた方は数名、多くの皆さんには17kmのウォークと学習に十分有意義な1日を過ごして頂けたのではないでしょうか。
 長島より犬山まで4回に分けて、木曽川に沿って歩いた木曽川編もこれで当面終わります。


◎第9回例会(平成19年8月4日)
 一宮友歩会第9回例会は8月4日(土)という盛夏の中で開催しました。日本にまだ台風が残っていたせいか、蒸し暑い日とはなりましたが、ぎんぎらぎんの暑さとならなかったのはまだ幸いといえたでしょうか。
 「史跡巡りシリーズ・西尾張編part4」として、江南市内の史跡を巡って頂きました。江南駅近くの中央公園を出発し、宮後城址、宮後八幡社へ行きました。ここで協力員の方から城を中心としたこの地域の話をして頂きました。五丁堀砦、前野天満宮、前野屋敷と見て回り、若宮八幡宮で休憩です。その後五条川の桜並木の堤防を歩き、堀尾跡公園で早めの昼食です。午後はまず富士塚です。ショートコースの方は富士塚の少し前で布袋駅へ向かってもらいました。小折に入って地元の名士の方から、その庭先でその地域にまつわる話をいただきました。その後、小折城址、久昌寺、広間家の門、布袋大仏と見て歩き、江南駅に到着、2時半頃の解散となりました。
 このように江南市も信長、秀吉にまつわるものなど史跡の多いところ、まさに史跡巡りの1日でした。特に小折町内で地元の方から話をいただくという想定外の出来事があり、こういう事があると全く嬉しくなります。

◎第10回例会(平成19年10月6日)
 平成19年10月6日、第10回例会日は素晴らしい秋晴れとなりました。名鉄尾西線の萩原駅に70名弱の人に集まって頂きました。河川探訪シリーズも今回から日光川編に入りました。Part1は萩原より最上流の江南市・蔓陀羅寺までの18kmです。出発してまもなく佐吾平遭難遺跡によりました。今回の数少ない史跡です。その後は日光川堤防を歩き、朝宮公園、弁天公園、北神明公園とほぼ1時間ごとに休憩です。北神明公園で昼食となりました。午後は浅井山公園でまず休憩、ショートコースのゴールです。その後はゴールまで一気に歩きました。更に江南駅まで歩かれた方も多く、ここまで歩くと21kmでした。
 日光川の川幅は萩原あたりでは20m、最上流では1mほどでした。これが日光川と驚かれた方も多かったと思います。また、都市河川の環境状況も知って頂くことができました。今回も愛知県河川課の方に数カ所で説明をいただきました。詳しい知識に大変好評でした。また、下見の時には草が茂って歩けなかった箇所も、このウォークに間に合うように管理者の方で刈って頂き、草の根を踏みしめながら歩くことができました。堤防道路の交通量は比較的少ないのですが、横断する道路が多く危険な所もありましたが、事故もなく無事終えることができました。


◎第11回例会(平成19年12月1日)
 今年最後の例会となりました12月1日開催の第11回例会は、名鉄犬山線西春駅から主に旧師勝町内を巡る約13kmコースで行いました。この日も穏やかな好天に恵まれ、70名近い人に参加して頂きました。まず九之坪城址をめざし、ここではいつもの協力員の方から、畑地に残された伝説の石の説明など、興味深い話を聞きました。鴨田小学校では校門からカモダザウルスという空き缶で作った珍しい恐竜を眺めました。建設中の新川東部浄化センターではパンフレットを用意して頂きました。そして、合瀬川の遊歩道を桜の紅葉を楽しみながらコッツ山公園まで歩きました。昼食は北名古屋市歴史民俗資料館です。学芸員の方から説明を受けた後、昭和20年、30年代の懐かしい品々に感慨を覚えながら見学しました。次の熊之庄歴史資料館では特別に開館して頂き、流鏑馬の道具類を説明を受けながら見学しました。その後は、十五カ用水に沿って歩き、功労者の大野晃氏の大きな記念像を見てゴールの徳重・名古屋芸大駅に着きました。
 本当に12月に入ったと思えない暖かい穏やかな1日を、近場で見所も沢山、歩いて学んで楽しんで、ウォークの魅力を十分に満喫していただいたと思います。
 こうして1年を隔月で6回、いずれも好天に恵まれ、多くの人に協力頂いて、事故もなく無事終えることができました。


川柳&ウォーク