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尾崎士郎ゆかりの地


平成24年5月6日、名古屋鉄道のウォークで尾崎士郎ゆかりの西尾市吉良町を訪れました。

 

尾崎士郎は明治31年(1898)、現在の西尾市吉良町に生まれる。早稲田大学政治経済科に学ぶが、学内騒動のリーダー格と目されて中退する。大逆事件を研究する一方、大正10年(1921年)、「獄中より」で時事新報の懸賞小説に入選、小説家として活動するようになる。昭和8年(1933年)から都新聞に「人生劇場」を連載し、空前のヒット作となる。文学報国会の理事を務めたため、戦後、公職追放となった。伊豆の伊東に疎開し、「石田三成」「真田幸村」など歴史小説をてがけた。昭和39年、直腸がんでなくなる。 


まず生誕地の地蔵堂です。

   
 
地蔵堂前にある碑「今日我存 存此処 士郎」


尾崎士郎の代表作「人生劇場」にかかわるコミュニティ広場があります。
人生劇場公園とも言います。青成瓢吉像や人生劇場モニュメントがあります

 
川端康成の尾崎評
 
人生劇場の主人公青成瓢吉の像
 


そして、尾ア家の菩提寺であり、尾崎士郎の墓碑が建てられている福泉寺です。
墓碑は珍しい横長の形をしており、ペンをかたどった文学碑も建てられています。
碑の下には尾ア士郎が愛用していた万年筆が納められています。

 
福泉寺山門から本堂を見る 
 
   


川柳&ウォーク