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稲葉山とふもとの寺院
(名古屋市天白区)


平成23年1月23日、一宮友歩会の下下見で稲葉山公園に行く。
稲葉山のふもとの西側に南から全久寺、泉弥寺、永久寺の寺院が建立されていた。

全  久  寺
文明3年(1471)将軍足利義政の命により、遠州横地城から植田城主となった
横地秀綱が建立。当初は、飯田街道南側に建っていたが、天白川の洪水の
被害から逃れるため、寛政4年(1792)頃現在の地に移された。昭和48年RC造りに改築。

泉  弥  寺
常喜山と号し、天台宗であったと伝えられるが、大永3年(1523)浄土真宗第9代実如上人に
帰依し、浄土真宗に改宗。当初は、植田八幡宮の南側の飯田街道沿いに建っていたが、
天白川の洪水の被害から逃れるため、享保19年(1734)3月現在の地に移された。

栄  久  寺
浄土真宗。松雲山と号し、文明12年(1480)永照法師室賀多門が伽藍を建てる。当初は、
飯田街道の南に建っていたが、天白川からの水難を避けるため、文化3年(1806)現在の地に移された。


3寺院を参拝した後、稲葉山に登る。山頂は稲葉山公園になっている。


栄久寺駐車場より稲葉山を見る

山頂への階段

稲葉山山頂展望台

西を見る・手前寺院は栄久寺

東を見る

北を見る・東山スカイタワー(左)と名高速排気塔(右)


川柳&ウォーク