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伊  勢  型  紙

(伊勢市伝統産業会館と伊勢型紙資料館)

平成22年3月20日、一宮友歩会の協力員親睦ウォークとして、伊勢若松駅から歩く。
大黒屋光太夫の関係史跡等を見学しながら、伊勢市伝統産業会館に来る。

伊勢市伝統産業会館
鈴鹿市が全国に誇る「鈴鹿墨」「伊勢型紙」の伝統工芸を紹介して、優れた技術を後世に伝えることを
願って、昭和58年に建設された。品質の良さで知られる鈴鹿墨や、小紋・友禅などの図柄を着物の
生地に染めるために用いる伊勢型紙の作品・製造道具などを展示紹介している。展示室のほかに、
ビデオコーナー、研修室、和室があり、和室では伊勢型紙を応用した建具を展示している。

正面入り口

正面の庭

ロビーでビデオ鑑賞

館内の資料展示
伊 勢 型 紙
鈴鹿市の白子・寺家両町を中心に興り、古くは「白子型紙」とも呼ばれた。白子・寺家
両町は江戸時代に徳川御三家の一つ紀州藩の領地となったことにより、型屋には
絵符・鑑札・通り切手などの特権が与えられ、また株仲間を組織して「伊勢型紙」は
飛躍的な発展をとげた。1753年当時、両村には138件の型屋があったといわれる。
手漉きの和紙を手作業で柿渋を用いて張り合わせ、天日に干して作られた
紙を用いて、型彫師が技と時間を費やして精緻な文様を彫り上げたもので、
小紋、友禅、ゆかたなどの柄や文様をきものの生地に染めるのに用いる。

伊勢型紙体験彫りする参加者


その後、旧参宮街道沿いの伊勢型紙資料館も訪ねる。

伊勢型紙資料館及び寺尾家住宅
江戸時代末期の建物で白子屈指の型紙問屋であった寺尾斎兵衛家の住宅を修復して、平成9年に開館
した。寺尾家は江戸時代から伊勢型紙の生産から販売までを行い、行商範囲は東北地方から関東一円にも
及んだ。寺尾家住宅は、型紙関係の商家としてまた町家建築の代表例として、市史跡に指定されている。

伊勢型紙資料館(寺尾家住宅)

寺尾家全景模型(現在は一部欠損)

土  蔵

地震小屋(重量を軽くしている)

地震小屋内部


重要無形文化財に指定されている伊勢型紙について、今まで全く
知らなかっただけに感動を覚えて見学、学習できた。良いウォークになった。


川柳&ウォーク