wah124
大 野 祭 り


平成21年5月4日、名鉄ウォークに参加した折り、大野祭りを見学してくる。

 常滑市大野町は日本最古の海水浴場として名高く、常滑市の最北端に位置している。古くより木綿と伊勢往来の大野船の港町として栄えた。

 大野祭りは1741(寛保元)年頃から始まったといわれ、常滑市内各地で行われる春祭りを締めくくる。毎年5月3日に宵祭り、4日に本祭りが行われる。小倉神社(高須賀町・唐子車)、天満社(十王町・梅栄車)、風の宮社(橋詰町・紅葉車)からそれぞれ山車が1台ずつ出され、合計3台の山車は、名古屋型の山車でからくり人形がのる。紅葉車あやつり人形芸能は市指定無形民俗文化財となっている。また、「権丸」と呼ばれる巻藁船も昭和63年に復活した。

 山車3台が勢揃いする大野橋の欄干には、この山車を始め大野の自然・祭り・歴史を描いた陶板が何十枚も飾られている。



巻藁船「権丸」

権丸・組み立て風景




川柳&ウォーク