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浄瑠璃姫伝説

平成18年12月24日の岡崎市ウォーキング協会の例会は、
浄瑠璃姫伝説の地を巡るコースであった。


                 浄瑠璃姫伝説
 むかし源義経が奥州下向のとき、三河国の矢作兼高長者の家の近くを通ると、どこからか美しい琴の音色が聞えてきた。琴の音にあはせて義経が笛を吹きながら歩いて行くと、長者の娘、浄瑠璃姫の家の窓の下に行き着いた。姫は義経を部屋に導き入れ、いつまでも曲を和していたが、翌朝、義経が旅立つとき、再会の約束に「薄墨」と名づけたその笛を姫に預けて別れた。しかし義経は奥州衣川で戦死し、その知らせを聞いた浄瑠璃姫は、菅生川に身を投げて死んだという。




誓願寺十王堂
兼高長者が義経を慕い身を投げた浄瑠璃姫の
遺体を誓願寺に埋葬し、十王堂を建てた。



浄瑠璃寺

義経画像、浄瑠璃姫画像と姫守本尊薬師如来を安置



浄瑠璃ヶ淵(菅生川)
この付近で浄瑠璃姫が入水したと言われる。

句碑(吹矢橋近く)
「散る花に 流れもよどむ 姫の渕」



成  就  院
浄瑠璃姫の菩提を弔うために創建された。

浄瑠璃姫と侍女冷泉の墓


川柳&ウォーク