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大 池 古 窯 (半田市)
半田運動公園駐車場を整備中に発見され、8基の窯体のうち、
残存状態の良い2・4・5号窯の3基について、
保存、公開できる建物を建設し見学施設としている。
出土遺物は、山茶碗・山皿・壺・甕を中心に、短頸壺・片口鉢などがあり、
この古窯址群の操業年代は12世紀中期から13世紀初頭です。
平成8年8月1日 半田市指定文化財
(所在地)半田市鵜ノ池町33−1(半田運動公園)
保存建物全景(裏側) |
保存建物(表側) |
建物内部(展示物)
4号、5号窯を上部から |
4号、5号窯を下部から |
4号窯・分焔柱 |
2号窯(焼成再現) |
知田古窯址群 知多半島の丘陵には、その数3000基以上といわれる古窯址が分布している。 この知田古窯では、12世紀中期から14世紀末期まで、大量の日常生活雑器 (山茶碗・山皿・鉢・壺など)が生産されていた。知田古窯は、窖窯(あながま)と 呼ばれる地山を掘り抜いて地中に築かれたもので、小型製品を焼成した山茶碗 窯と、大型製品を焼成した甕窯とがある。(半田市教育委員会資料より) |