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尾張33観音13番札所
蟹江山龍照院常楽寺


平成17年9月11日、近畿鉄道の主催するウォーキング大会に参加して参拝する。

 
蟹江山常楽寺龍照院は、真言宗智山(ちざん)派に属する寺院で、ご本尊の十一面観音は
国の重要文化財。奈良時代の天平5年(733)に行基菩薩により草創され、その後、寿永元年
(1182)木曾義仲により再興されたと伝えられている。最盛時の規模は、七堂伽藍
のほか龍照院をはじめとした18の坊や寺院があったと伝えられる。しかし、
天正12年(1583)の蟹江合戦の際に兵火に遭い、龍照院一坊とご本尊のみが残った。
境内には、巴御前ゆかりの大日堂や、秀吉お手植えの大銀杏(おおいちょう)がある。


寺標



大日堂と人形供養碑(左)
ウォーカーに説明されるボランティアガイド

大日如来像
木曽義仲の菩提を弔うため、巴御前が
落髪して供養された仏像



人形供養碑
人形とは人の形なり 人形を抱くは母の慈しみを
いだくなり 人形には与える者持つ者
の心がこもるなり 年月を通して哀れなる姿なり
大自然の中に帰る人形達よ 我々の感謝の心を
受けて み仏のもとに行きて 安らかならんことを

本   堂
明治24年の濃尾地震で倒壊、
68世政覚大和尚が再建



十一面観音菩薩収蔵庫
平成17年3月竣工。この日特別開帳。

太閤秀吉お手植えの銀杏
文禄3年(1594)お手植え、町内1、2の巨木。


川柳&ウォーク