wah055
若 林 八 幡 宮
(愛知県豊田市若林西町)

若林八幡宮は、天喜年間(1053年頃)、若林小左衛門が村を管理し、
逢妻男川あたりの小高い丘に、18戸の産土神 (ウブスナガミ)として、
八幡宮を勧請(カンジョウ)し、社殿を建てたのが始まりといわれている。
この若林八幡宮には誉田別尊が祀られ、境内には、
神明社、秋葉社、多度社、津島社、稲荷社が祀られている。


本       殿


宝物殿に保管されてる雨乞御輿(アマゴイミコシ)は、高さ約2m、重さ
約100kg、屋根には鯱、鬼神の鬼瓦、竜頭、四君子の花が飾られ、
軒まわりには学者・仏人・神官・七福神などと思われる木目細かい彫刻が
ある。屋根には瓦がなく格子の間から水が抜けるようになっているのが特徴。

宝物殿

雨乞御輿



稲荷社

秋葉社


参詣の日は、ちょうどご祈祷の儀式があり、代表者が「この神社が今も住民から
大変大切にされている、それを誇りに思っている」と述べられた。
神社はまだ地域のシンボル、心に深く根ざしていることを思う。

川柳&ウォーク