wah040
豊橋市電の終点赤岩口から
赤岩寺と牛川原人碑
(せきがんじ)          (うしかわげんじんひ)

豊橋駅から市内電車の終点電停赤岩口から、そのまままっすぐ東へ
20分ばかり歩き、多米の信号交差点を左折すると、赤岩寺の仁王門に至る。


仁 王 門

中 門
赤岩寺は762年、行基が聖武天皇の願いを受け開かれたと伝わる。鎌倉時代には
源頼朝の命により,三河の守護安達盛長が保護して三河七御堂の一つとして勢力を
拡大した。1913年(大正2)の火災で山門、本堂、愛染堂をのぞいて焼失した。
愛染堂の愛染明王坐像は,国の重要文化財、高さが95.6p、
檜の寄木造である。愛欲を浄菩提心にかえる明王として信仰されたが、
いつの間にか、男女の仲を取り持つ縁結びの仏として信仰されるようになった。

本  堂

愛 染 堂



今度は終点電停赤岩口から信号交差点を北の方に15分ばかり歩き、
更に右手に少し歩くと牛川原人史跡公園に来る。


牛川原人の碑

牛川人骨は、1957年豊橋市牛川町の石灰岩採石場で、日本で始めて
今から1万年以上前の洪積層から発見された。骨は10cmほどで人間の左上腕骨
一部と考えられた。その後、1959年の発掘調査では左大腿骨も発見された。
東大の鈴木尚教授の鑑定によると、最初の人骨は身長135cmの成人女性、
二つ目の人骨は149cmの成人男性のものと推定されている。


公園内の碑文

東陵地区市民館に展示されている
牛川原人の複製人骨


川柳&ウォーク