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龍源寺と財賀寺
(愛知県音羽町) (愛知県豊川市)
龍源寺は江戸時代初期のものらしい黒門(県文化)をくぐり、石段を登ると
圧倒される山門が見える。その正面に本殿がある。
1190年頃に開基となり、最初萩原寺と称していたが、
応仁の乱で廃寺同様になる。1492年、周鼎中易和尚が住み、
その後18世紀初期に悦元禅師の時に今日の基礎を作り、諸堂を整備した。
中易和尚の時、人畜に危害を加えていた龍を法力を
持って降伏させたことから寺号を龍源寺とあらためた。
参 道 |
庭 園 |
山門と鐘楼
本 殿
財賀寺は724年に僧行基によって創建されたといわれる。
七堂伽藍が整った大きな寺院であったが、次第に衰えたが、1192年に源頼朝に
よって本堂・仁王門が再建され、三河七御堂のひとつに数えられるようになった。
仁王門には平安末期の作である国重要文化財の木造金剛力士像2体が
安置されており、東大寺南大門の金剛力士像に次ぐ大きさである。
仁 王 門
阿形(像高 376.5cm) |
吽形(像高 360.5cm) |
住職から説明を受けるウォーク参加者
本 堂