wa228    一宮友歩会第98回例会
「史跡巡りシリーズ・岐阜編part15


垂井町南部の史跡

第98回例会「史跡巡りシリ−ズ・岐阜編part15」の状況を紹介します。
開催日は令和5年10月7日(土)です。
JR垂井駅9:00集合で行いました。
電車は1時間に2本しかなく役員は8:17着で、参加者のほとんどの方は
8:42着の電車で来られました。35名の参加です。
出発式での挨拶は、雨に降られない例会が76回から今回まで23回
続いていることを話しました。1回から22回まで雨に降られなかったのを
更新したことになります。こうした運のいい会は来年も続けていきます、
と言いながら、令和6年の例会計画を配布しました。

(写真には令和4年11月30日の下下見、令和5年9月2日の下見時のものを含みます)


垂井駅南口での出発式 

 相川の堤防


駅から南東方向に歩き、まず勝神社です。本殿の位置には勝宮古墳があります。


勝 神 社 
 
   
本殿裏の古墳跡


続いて薬師寺です。住職さんにお話をお願いし、この地方の
位置づけについて20分ばかりの話をして頂きました。
寺院の前には在原業平との関連の説明板が立っています。


薬 師 寺 
 

説明される住職さん 

聞き入る参加者 


阿弥陀寺に寄り「千句の里」の碑を見ていきます。


阿弥陀寺 

門前の説明板 


いて中川という川に立派な常夜灯が見えます。舟運がここまであったと
言うことでしょう。表佐(おさ)祖先同胞碑という立派な碑が目に入ります。
表佐には墓地がなく合同で祀っていると、この碑の説明をしました。


常 夜 灯 

中川堤防を歩く 

表佐祖先同胞碑 
 


ハリヨの里に来ました。説明をお願いしていた方の姿が見えません。
少し待っていると来て頂けました。「ハリヨ・ほたるを育てる会」の
代表の方から、この会の活動を紹介してもらいました。
そして湯つぼです。湯つぼでもハリヨと湧き水を見ます。


説明される代表の方 

ハリヨの池 

ハ リ ヨ 

湯 つ ぼ 


しばらく歩きます。所々にまだ彼岸花が綺麗に咲いていました。
そして大領神社です。ここでM氏から自作の詳しい資料を以ての説明です。
話は関ヶ原の合戦まで及びました。


大領神社 

説明するM氏 


そして、南宮大社です。11時45分くらいに着きました。ここで昼食です。
12時半、午後の出発の前に集合写真です。そして初参加の方の自己紹介です。
ここから南宮山の登山道へ一部の方は向かいました。稲荷神社と
安国寺恵瓊陣跡を見るためです。この往復に30分ほどかかりました。
南宮大社で10人ほどの方が垂井駅に向かわれました。


南宮大社 
 

集合写真 
 弓道場
 
瓦  塚 
 
南宮山稲荷神社 
   
池の対岸が陣屋


そして25名ばかりで真禅寺へ向かいます。かなりの上り坂です。
途中、不破高校があり、長束正家の陣跡があります。そして階段です。

 
不破高校と長束正家陣屋跡 
 
真 禅 寺
 
 
梵鐘(重要文化財)
 
三重塔(重要文化財)


この寺院の見学の後、朝倉公園の前を通りながら春王安王の墓に向かいます。
ここは池田輝政の陣跡でもあります。そして金蓮寺です。
この寺院で春王安王は斬首されました。そして垂井駅に戻ったのは2時過ぎでした。

 
池田輝政陣屋跡
 
 
春王安王の墓

春王安王の辞世歌碑 
 
金 蓮 寺
 
処刑の地(金蓮寺)


垂井駅の南側はなかなか来る機会の少ないところです。しかし見所は沢山ありました。
新たな知識を得られた人も多かったと思います。ショートコースを利用された方もありました。
前日は木枯らしの吹く寒い日、翌日はもう雨が降りました。
例会当日はこのように穏やかな好天、ただ感謝があるのみです。

川柳&ウォーク