wa222    一宮友歩会第92回例会
「史跡巡りシリーズ・岐阜編part14


垂井北部の史跡巡り

令和4年10月1日(土)に開催した一宮友歩会第92回例会
「史跡巡りシリーズ・岐阜編part14」の状況を紹介します。

 
垂井駅駅前広場・竹中半兵衛像
 *  令和4年10月1日(土)にJR垂井駅に集合しました。好天です。しかしながら参加者は、遠いことかコロナのせいか、26名と少し少なめです。令和5年の例会計画を渡しました。いつものように準備運動をして出発です。 

(写真には令和2年11月12日の下下見、令和3年9月4日及び令和4年9月3日の下見の写真を含む)


垂井駅から垂井の地名の発祥元となった垂井の泉に向かいます。
途中旧垂井町役場がありますが、下下見の時にはそのままでしたが、
今回は取り壊しのために全面覆い隠されて、何も見えませんでした。


垂井の泉には天然記念物の大ケヤキが泉の横にありましたが、
朽ち果てもう根の部分を少し残すだけでした。


旧垂井町役場(R2.11.12 下下見時) 

垂井の泉 
   

 大ケヤキ(下下見時)
 
垂井の泉


そして南宮大社の石鳥居をくぐれば中山道垂井宿の中程に出ます。
高札場、西の見附と 見ていきます。


中山道・垂井宿 
 
高札場
 
西の見附
 
国道21号の歩道橋を渡る


東海道線を横切り、国道21号の歩道橋を渡るとまもなく垂井の一里塚です。
ここには関ヶ原の合戦で浅野幸長の陣屋跡の碑も立っています。

   


今度は高架橋で東海道本線を渡り、相川を渡り、常夜灯を見てエコドームです。
垂井町の資源ごみ回収場所です。ここで長く休憩を取りました。

   


町指定の天然記念物のヤマモモを見て、五明稲荷神社に向かいます。
五明稲荷神社はガイドさんの説明で帰りに寄ることにして素通りです。
伊富貴神社に向かいます。この地方の田の畦にはどこも彼岸花が植えられています。

 
ヤマモモ
 


伊富貴神社は美濃国二の宮です。ここでは思いがけず、掃除をしていた
地元に人の説明を受けることになりました。本殿裏の社の彫り物は
左甚五郎作と言われているとか、猿が彫り物を持って行ってしまったとか、
地元ならではの話を聞くことができました。こういう出会いは嬉しいものです。

   

大 杉 (県指定天然記念物) 
 
本殿裏の社
   
左端の彫り物がない


菁峩記念館に向かいます。途中、岩手地区まちづくりセンターに電話をいれると、
もう4名のボランティアガイドの方は待っておられました。
昼食後、菁峩記念館を見学、その後ガイドさんの案内で歩きます。

   
 
菁峩記念館
 
記念館内部


まずは禅幢寺です。いっしょに集合写真を撮りました。そして禅幢寺の竹中家の墓を見て回ります。

   
 
 
半兵衛(子・左)と重元(父・右)の墓 


ここから来た道を戻ることになります。竹中氏陣屋跡です。白壁の正門は今は
岩手小学校の門となっています。石垣の上にも上がりました。菩提山城跡が見えます。

   
   
菩提山城跡(鉄塔右横の白い部分)


ガイドさんの勧めで予定していなかった旧街道を歩きます。そして、五明稲荷神社です。
この神社は竹中半兵衛が黒官兵衛の息子松寿丸をかくまった地と言われています。
また松寿丸が植えたイチョウの木は枯れ、今根元から若木が生えていました。
ガイドさんの説明を受けた後、お礼を言ってここで分かれました。

 
旧街道の道標
 
五明稲荷神社
   
枯れたイチョウと若木


そして少しコースを変更して、再びエコドームへ寄りました。トイレ休憩です。
次は南宮御旅神社です。美濃国国府があった地に建つ古社で、境内から国府の
政庁跡が発掘され、神社の南側には説明板が立っています。正庁跡にも彼岸花です。

   
   


  *   相川の堤防を歩き、東の見附を通りゴールの

垂井駅です。暑いと言ってももう秋風で、

過ごしやすい好天の例会となりました。

私には参加者が少し少なかったことだけが

残念で、1年延びたが良い例会ができました。


こんな例会が1回でも多くできることが

今の私の願いです。


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