wa220    一宮友歩会第90回例会
「史跡巡りシリーズ・三重編part3


桑名市(西部)の史跡巡り

令和4年6月4日(土)、「史跡巡りシリーズ・三重編part3」として
JR・近鉄の桑名駅集合で行いました。桑名市西部の史跡巡りです。


 
桑名駅での出発式(コース説明)
 

 このコースは当初令和元年6月例会として計画したものであり、役員にとって足かけ5年、延べ9回にわたる桑名行きで実施できたと言うことになります。出発式でこんな話しもしました。
(写真には延べ9回に渡る下下見、下見及び例会の写真になります)

桑名駅に39名の方が集まりました。好天です。6月に入って急に暑くなり、まだ体が慣れていないと言うことで、休憩を多く取りながらゆっくり歩くことに心がけました。


まず桑名藩主松平家の菩提寺の照源寺です。寺院裏にあるお墓を見学に行きました。
そして聖徳太子創建と言われる大福田寺です。

 
照源寺
 
 
大福田寺
 


次は諸戸水道遺構の貯水池です。この水道について、かつてはよく参加されていた
鈴鹿市在住のM氏から4ページにわたる資料が送られてきていました。
それを皆さんに配布しました。いつまでもこの会に気遣いいただいて感謝の気持ち
いっぱいです。令和元年6月の例会時、諸戸邸でこの水道の給水塔を見学しています。

   


ここから次の増田神社まで緩やかな上りが続きます。
そして太夫の大楠です。双幹の巨大な楠に皆見とれます。


増田神社 
 

太夫の大楠 
 


冷水庵です。亀を台座にして墓があります。そして御膳水に向かいます。
御膳水は毎日御殿に運ばれた水です。今では「飲めません」の注意書きが立っていました。


冷水庵 
 
 
御膳水
 


そして三岐鉄道の線路を渡り、急な石段を登って走井山公園です。木陰で昼食です。

   
   
 


午後は石段を降り、益生駅近くの有王塚、俊寛塚です。
益生駅から数名の方が帰られました。

   


サンジルシ醸造の工場を見ながら歩き、員弁川の堤防に出ます。
心地良い風が吹いています。町屋橋跡、安永常夜灯を見て晴雲寺で小休憩です。

 
サンジルシ醸造工場
 
員弁川

町屋橋跡 
 
安永常夜灯


城南神社の鳥居を見ます。伊勢内宮から下賜された物です。最後神館神社により、ゴールの桑名駅に戻りました。2時10分という思っていたより早い到着です。

   
城南神社
 
神館神社
 
神館神社の手水舎


このコースは冒頭に書いたように、私にとっては延べ9回、桑名に来たことになります。
試しに拾い出して記してみると、2018年11月27日に1回目の下下見、
2018年12月10日に2回目の下下見、2019年4月27日に下見、
そして2019年6月1日に第80回例会で予定コースの約3分の1を歩く。
2019年11月13日に第3回目の下下見、2021年4月24日に2回目の下見、
2021年6月5日は例会中止とするが、誰かみえるといけないと言うことで
一人桑名駅に来る。2022年4月16日に第3回目の下見、
そして今回の例会実施となった。少し大げさな言い方をしたが、当初予定コ−スが
このコロナ下でいろいろな事情が生じ、これだけの回数かけてやっと実施できたのである。
それでも多くの参加者を得て、好天の中で実施できたことに報われた気がしている。


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