wa217 一宮友歩会第87回例会
「史跡巡りシリーズ・西尾張編partR2」
新木曽川駅から玉ノ井駅
この「史跡巡りシリーズ・西尾張編partR2コース」は令和2年4月例会コースと
して企画しものですが、新型ウイルスの影響により、一宮友歩会もこの例会から
中止としました。そして1年ぶりの実施となりました。令和3年4月3日(土)
名鉄本線新木曽川駅集合です。出発式は駅近くの木曽川資料館です。
(写真には令和元年11月1日の下下見、令和12年2月
15日の下見、令和3年2月20日の下見のものを含みます)
新型コロナウイルス拡大の様子に、心配しながらの再開となりました。
しかし、穏やかな日和です。桜もまだ十分に見応えがあります。
参加者は42名です。久しぶり、小学生の顔もあります。
また前日に「ケーブルテレビICC」から取材の申し入れがありました。
出発式の挨拶で、このコースは平成18年5月6日の第2回例会、
平成19年4月14日の第7回例会を参考していることを伝えました。
当時参加した人を聞きましたら数人しかありませんでしたでした。
15年の間に参加者はほとんど入れ替わったということです。
出発式を撮影するICCのスタッフ |
9時30分出発です。すぐに黒田城址です。M氏から資料を持って説明です。
次は山内一豊の父(盛豊)と兄(十郎)の墓のある法蓮寺です。本堂裏にある
墓も見学しました。次は籠守勝手神社です。一宮友歩会ではもう何度も
訪れたことがある神社です。ICCのスタッフとはここで別れました。
黒田城址 |
法 蓮 寺 |
山内一豊の父、兄の墓を見る |
籠守勝手神社 |
御駕籠祭記念碑 |
東海北陸自動車道に出ます。すぐに側道にある田所遺跡です。少しの間、
この側道を北上します。光明寺霊園です。ここには光明寺村女工焼死事件の
「織姫乃碑」が立っています。光明寺城址です。ここでもM氏から説明です。
田所遺跡 |
織姫乃碑 |
光明寺城址 |
説明するM氏 |
光明寺公園に入ります。園内の遊歩道を歩き、ここで休憩です。穏やかな日です。
桜はまだ十分に見られます。花が咲くと、桜の木の多さがわかり毎年ながら驚かされます。
木曽川堤防上の遊歩道を下流に歩きます。小澤長次郎旧居跡や北方渡跡の碑も見ていきます。
小澤長次郎旧居跡 |
北方渡跡 |
河野妙性坊という寺院で昼食です。着いたのはちょうど12時でした。
初参加の人の自己紹介や集合写真を撮り、午後の出発です。
北方代官所跡です。ここではY氏の説明です。森春濤碑を見て、名鉄木曽川堤駅です。
ここで2名が帰られました。宝江の渡し跡や尾西線木曽川橋駅跡を見ていきます。
今は玉ノ井駅が終点の尾西線が、今の木曽川堤駅まで延びていたことに驚いた人も多かったでしょう。
北方代官所跡 |
説明するY氏 |
次は児童愛護事業の「雀のお宿」という施設の跡地です。
「雀のお宿」の名付け親は北原白秋といい、現地には大橋曽陽の
「雪の日に松わたりくる床に聞く」の句碑が唯一残っています。
雀の宿公園で休憩した後、宇夫須奈神社を通り抜け、奥村用水を遊歩道化した道を歩きます。
桜並木です。賀茂神社に着きます。すぐ玉ノ井駅に向かえば30分に1本の電車に間に合います。
見所の多い神社ですがその見学はあきらめ、3時1分発の電車で帰りました。
賀茂神社の見学を諦めたのは少し残念だった気もします。
宇夫須奈神社 |
下見時には拝殿に国府宮神社奉納鏡餅があった |
午後になっても風もなく、終日穏やかな陽気に恵まれ、見所も多く、
桜もいっぱい見られ、良い例会になりました。翌日、終日雨だったことも思えば、
本当に天候にも恵まれた会です。コロナ禍の中、中止も危惧される中ですが
実施できて本当のよかった、といろいろなことに感謝したい思いです。
4月5日から6日にかけて7回ほど、ケーブルテレビICCの「街ネタプラス」という
ニュース番組が放映されました。そのトップにこの一宮友歩会例会が紹介されました。
数分でしたが、例会の状況は十分に伝わったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=hL3F1YB3KWc
良いPRとなり、また記録となり、いい思い出となりました。これにも感謝です。
川柳&ウォーク