wa215 一宮友歩会
史跡巡り・岐阜編part13
垂井駅から大垣駅
新型コロナウイルスによる自粛要請に、一宮友歩会の例会も4月から中止していました。
それも少し治まりを見せてきましたので、10月例会から再開しました。
第85回例会として令和2年10月3日(土)、「史跡巡りシリーズ・岐阜編part13」、
JR垂井駅集合です。少し遠いところからの再開が気になります。
コロナ禍の巣ごもりで体力が落ちていると思っている人があるかも知れません。
事実、そんな理由で休むと連絡してきた人もありました。
しかしながら天気は好転、ウォーク日和です。
垂井駅に集合した人は33人、ほぼ予想通りです。駅前の広場で出発式です。
ウイルス対策で気をつけて欲しいことも話しました。令和3年度の例会計画も配りました。
(写真には令和元年12月24日の下下見、令和2年9月5日の下見時のものを含みます)
垂井駅前での出発式(準備体操) |
駅前広場の竹中半兵衛像 |
垂井宿を見学します。亀丸屋、本陣跡、南宮神社の鳥居などを見ていきます。
また福祉会館の外壁のように垂井を紹介したイラストが随所に描いてありました。
垂井祭曳車山の倉庫も見ていきます。
相川に出ます。彼岸花が綺麗です。相川橋の右岸たもとには、垂井宿や人足渡の
説明板がありました。相川橋を渡ります。遠くにこれから行くタルイピアセンターがみえます。
相川橋から下流を見る。奥の建物はタルイピアセンター |
中山道と美濃路の分岐点、垂井追分です。そして美濃路に入ります。
美濃路から少し離れてタルイピアセンターへ向かいます。
開館のちょうど10時に到着です。資料館を見学する予定でしたが、
この新型コロナウイルスの影響で閉館中だったのは残念でした。
少し休憩をして美濃路に戻ります。美濃路の松並木の
下を歩きます。昔に比べ松は随分減りました。
横道にそれ綾戸古墳です。小高い丘には謡曲に出てくる盗賊の
熊坂長範物見の松や古事記や日本書紀に登場する
竹内宿祢の墓もあります。多くの人が頂上まで登りました。
再び美濃路に戻り、六社神社、長松城址を見ていきます。
まもなく平林荘です。平林荘は、蘭法医であり植物学者である飯沼慾斎の
隠居所であり、また研究所でもあります。植物を栽培していたと思われる庭が
残っています。ここで昼食です。集合写真を撮り、12時15分午後の出発です。
大谷川に来ます。ここでY氏から説明です。平成14年7月の
台風6号による被害や徳山ダムとの関連の話でした。
もう少し東進した後、下見では行かなかった久徳一里塚に向かいました。
この塚は江戸日本橋から101里、もう美濃路では数少ない現存する一里塚です。
そして塩田常夜灯にも寄ります。杭瀬川の改修で今や川の中に
取り残された感じです。ここでもY氏から説明を受けました。
芭蕉木因塚、愛宕神社に寄りむすびの地記念館です。
2時という早い到着です。大垣駅にはまだ距離がありますが、
大垣市内を自由に見学して帰って貰おうと思ってここで解散式です。
今回は垂井駅から大垣駅までほぼ東進、その間美濃路を歩いたり
脇にそれたりのウォークでした。久しぶりの例会ながら、
皆さん元気に歩かれました。良い再開になったと思います。
挨拶で「もう中止はしないつもりです」と言いました。
川柳&ウォーク