wa212 一宮友歩会・第83回例会
【史跡巡りシリーズ・西尾張編partR1】
妙興寺駅より萩原駅へ
令和元年最後の例会は第83回例会として12月7日(土)、
名鉄本線妙興寺駅集合で行いました。今年から年1回、
以前のコースを活用したコースを設定することにしました。
発足してもう14年経ち、参加者の顔ぶれはかなり変わっています。
昔のコースを知らない人がはるかに多くなりました。
今回は平成18年9月実施の第4回例会を参考にしました。
妙興寺駅近くの一宮市博物館の駐車場で出発式です。
曇天ながら風はなく、歩きやすい日になりそうです。45名の参加者です。
(写真には平成30年12月17日の下下見、及び令和元年10月19日の下見時のものを含みます)
一宮博物館駐車場 |
今日は西へ西へと歩いて行きます。まず戸塚の村中にある七ツ石です。
日本武尊が自ら剣を研いたと伝わる剣研石の名があります。
七ツ石 |
田園の中を歩いて行きます。西尾張中央道を横切ります。
大きな老人ホーム(萩の里)を抜けると中島宮です。
説明板には八剣社を中島宮に改名したとあります。
中島宮 |
そして、本養寺で休憩です。平成18年の時は暑い日でここで冷たい
お茶を出していただきました。そんなことも思い出します。
本養寺 |
中島城址でM氏から説明です。中島廃寺の前でも少し説明です。
中島城址 |
中島廃寺 |
そして高木城址です。ここには城址を示すものは何もありません。
M氏が資料を使って詳しい説明です。その資料には氏自身が撮った
昭和41年頃の写真が載っています。いつもながら驚かされます。
高木城址 |
そして万葉公園高松分園です。この公園の中には樫の木文化資料館が
あります。一宮市の生んだ詩人・佐藤一英にちなんだ資料館です。
11時半頃に開けていただくようにお願いしておきました。
今年は一英生誕120年で、一宮市ではいろいろな記念行事が催されました。
この資料館の前で、この行事に参加した一宮友歩会役員のK氏から資料を持って
説明を受けました。そして資料館の中の見学です。見学を終えた人から昼食です。
そして午後の出発の前に、樫の木文化資料館の前で集合写真です。
さらしに今日初参加の方3名に自己紹介をしていただきました。
午後からは第4回で歩かなかったコースです。まず、分園から西に少し
離れた万葉公園です。その入り口に八剣社があり、その鳥居の前に
西比利亜出征記念碑が建っていました。ここでは一宮友歩会役員の
A氏から説明です。ここはA氏の地元で、毎日の散歩コースと言うことです。
その後は至る所でA氏の説明を受けました。
西比利亜(しべりあ)出征記念碑 |
万葉公園にはたくさんの句碑があります。所々見ていきます。
そして紅葉は今が盛りで、出発式のコース案内でA氏が京都へ
行く必要はない、と言っていたとおりでした。
そして鞆江緑地公園を通り抜け、鞆江神社です。鞆江神社には
銀杏の大木があります。銀杏も黄葉の真っ盛りです。
そして約70本の黒松並みの参道があります。共に市指定文化財です。
鞆江緑地公園 |
鞆江神社 |
鞆江神社・大銀杏 |
鞆江神社・黒松の参道 |
市川房枝生家跡に寄り、宝光寺の濃尾地震震災記念碑を見ていきます。
そして天神の渡し跡です。平成29年2月例会で
右岸側の天神の渡し跡を訪ねています。今日は左岸側です。
この両岸渡し跡の距離は約480メートルあります。
当時はこれだけの川幅があったと言うことになります。
市川房枝生家跡 |
濃尾地震震災記念碑(宝光寺)宝光寺 |
天神の渡し跡(山の天神社) |
そして、萩原宿を通り、舟木一夫生家跡を見て萩原駅です。駅に着いたのは
3時を過ぎていました。解散式をして、今年の例会をすべて無事に終えました。
今回の例会でつくづく思ったのは、一宮友歩会の役員メンバーのすごさです。
本当に大した人が集まったものです。あいにく今回はいつも説明をしてもらう
Y氏が欠席でしたが、参加なら必ずどこかで説明があったはずです。
その他役員もそれぞれに応じた役割を果たしてくれます。本当に感謝です。