wa211    一宮友歩会・第82回例会
【史跡巡りシリーズ・岐阜編part12】

穂積駅から小紅の渡しを経て岐阜駅へ

第82回例会は令和元年10月5日(土)、「史跡巡りシリーズ・岐阜編part12」を、
JR東海道本線穂積駅集合で行いました。今回の特色は長良川を渡し舟で渡ることです。
8月30日の下見で来たときには増水で欠航でした。この日も前日は強い雨でした。
多分欠航だろうと諦めの気持ちで家を出ましたが、駅について確認したところ、
運行されていました。出発式でこのことを伝えたら拍手が沸き起こりました。
この日は暑い位の日になる予報です。48名の参加者がありました。
  (写真には平成31年1月15日の下下見及び令和元年8月31日の下見時のものを含みます)

 
出発式(穂積駅北口)
 


 穂積駅から北へ歩き、糸貫川を渡ります。今年は彼岸花がまだ残っていました。
西堀弥一顕彰碑があります。柳行李を開発し、地域の発展を図った偉人です。

 
糸貫川を渡る
 
 
西堀弥一顕彰碑
 


彼岸花の美しさに、ついカメラを向けてしまいます。

   
 


南流公園を通り抜け、河渡宿に来ました。中山道54番目の宿場です。
小学生が描いたと思われる宿場の説明板が立っていました。
一里塚、松下神社などを見ていきます。

   
   
   
   


馬頭観音を見て行きます。「祭いこまい中山道河渡宿」の幟を立てている人に
会いました。10月最後の日曜日が祭礼だと言うことでした。今年は10月27日です。

   


河渡公園で休憩し、幼稚園の運動会を横目で見ながら伊自良川に来ます。
寺田橋を渡ってY氏からこの地域の地勢について説明を受けました。

   
   


そして、いよいよ小紅の渡しです。小紅の渡しは県道の一部で無料です。
一度に8人乗り、6回往復してもらうことにしました。爽やかな風に吹かれて
長良川を渡ります。多くの人が岸に残った人に向かって手を振ります。
この風景を見て、何ともほほえましい気分になりました。約30分で渡りきりました。
もっと乗っていたかったが多くの人の感想でした。

   
 
遠くに金華山(岐阜城)が見えます
   
   
 
左岸から来た人は白旗を振って迎えに来てもらう
 


長良川を渡れば目の前に鏡島弘法です。毎月21日の縁日には多くの
参詣者が小紅の渡しを使って来られると言うことでした。ここで昼食です。
気持ちの良い日にいつもより長めの時間をとりました。
午後の出発の前に合同写真を撮り、初参加の人の自己紹介です。

   
   
   
 


午後はまず立政寺によりました。織田信長が足利義昭を迎えたという
歴史上重要な舞台になった寺です。記念する石碑が建っていました。

   
   


そして西岐阜駅です。予報通り暑いくらいの日になり、この駅で10人ほどが
帰られました。八ツ草公園で休憩し、中山道に入り、西番所跡を見てJR岐阜駅です。

 
西岐阜駅
 
八ツ草公園
   
加納宿西番所跡


ゴールのJR岐阜駅には2時過ぎに着きました。長良川を渡し舟で渡るという
趣向に、思い出に残る例会になりました。実は私は下下見、下見と今回の例会で
3度小紅の渡しに行ったのですが、始めて渡船に乗ることができました。
それもこんなに上天気の日に、皆さんと渡れてより強い思い出となりました。


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