wa210    一宮友歩会・第81回例会
【史跡巡りシリーズ・名古屋編part13】

名古屋市港区の史跡

令和元年7月6日(土)、第81回例会として「史跡巡りシリーズ・名古屋編part13」を、
名鉄河和線道徳駅集合で行いました。名古屋市港区の史跡巡りです。
朝起きて、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様に少し不安ですが、
でもまだ降っていません。これである程度の参加者は期待できそうです。
そして結局40名の参加者がありました。7月例会の40名超えは3年ぶりです。

  
(写真には平成30年11月20日の下下見及び令和元年5月18日の下見時のものを含みます)


駅近くの道徳公園で出発式です。公園には道徳前新田を開発した「鷲尾善吉翁頌徳碑」が
建っています。この前で出発式を行い、準備体操後、すぐにM氏からこの碑について説明を受けました。

   
   
鷲尾善吉翁頌徳碑の説明風景


更にM氏からの発案で公園を一周することになりました。
碑のちょうど反対の南側に「クジラ」のモニュメントがあるのです。知多聚楽園の
大仏の製作者・後藤鍬五郎の作品です。一見に値するものでした。

   


そして予定のコースに入りました。東海通に入り堀川を渡ります。

   
堀川の観覧船がくる


名古屋高速道路の下に設けられた港北公園に入ります。港区役所があります。
ここにはまた新田開発に尽力した津金文左衛門胤臣公徳碑が建っています。
その横には尾張磁器発祥之地碑も建っています。
更に進むと名古屋汎太平洋平和博覧会の説明板があります。博覧会の記念として
唯一残る平和橋があります。いずれでもM氏の詳しい説明を受けました。

   
 
津金文左衛門胤臣公徳碑
 
尾張磁器発祥之地碑
   
 
平和橋
 


雨が今にも降り出しそうな空模様になってきました。先を急ぐことにしました。
善光寺、港陽園跡、築地神社、更に名古屋港跳上橋を遠くに見て行きます。

 
善光寺
 
港陽園(かもめアパート)(右)
   

名古屋港跳上橋 
 


ガーデン埠頭臨港緑園に入りました。多くの人が写生画をしていました。
遠くで太鼓の音が聞こえます。我々の歓迎の太鼓と冗談を
言いながら近づくと、港祭りの太鼓の練習と分かりました。
ポートビル関係者に近しい人の計らいで、ポートビル内で昼食です。11時40分に
着きました。有料施設も見学して貰うということで、1時間半ほどの時間を取りました。
蒸し暑くなってきました。冷房の効いた部屋での昼食は助かります。
 午後の出発前に南極観測船「ふじ」の前で集合写真です。
また、中日新聞の案内を見て初参加した人に自己紹介をして貰いました。

   
港祭り太鼓練習風景
   
 


名古屋港水族館の前を通ると人だかりです。大道芸に見入る人達です。
私たちも一瞬足が止まります。中川橋を渡り、中ノ島緑地です。
大光寺に寄ります。この寺院の門前には伊勢湾台風殉難の碑が立っていました。

   
大道芸を見入る(後方・名古屋港水族館)
   
   
大光寺(伊勢湾台風殉難碑)


緑地を通り抜けと荒子川です。その両岸は荒子川公園です。
右岸を上流に歩きます。
荒子川パークブリッジを渡ってガーデンプラザで休憩です。

   

あおなみ線 
 
荒子川パークブリッジ
   


もう一踏ん張りして名古屋競馬場です。観覧スタンドで中継画面を見ました。
この競馬場は第20回アジア競技大会のメイン選手村になる予定です。
今回が最初の最後になった人も多かったでしょう。良い機会が作れました。

   
   


ゴールのあおなみ線名古屋競馬場駅に着いたときは3時15分になっていました。
結局雨には降られず、また午後にはカッと暑くなるときもありましたが、すぐに太陽は
引っ込みました。解散式で、この時期にしては歩きやすいウォーキング日和でした、
と挨拶しました。12kmと案内しましたが、15kmほどあったと思います。
皆さん、元気に帰途につかれました。

川柳&ウォーク