wa205    一宮友歩会・第76回例会
【河川探訪シリーズ・二之枝川編part1名古屋編part11】

扶桑町から江南市まで


第76回例会は平成30年10月6日(土)、「河川探訪シリーズ・二之枝川編part1」として、
名鉄犬山線木津用水駅集合で行いました。現在二之枝川という名称の河川はありませんが、
現在もその名残はあり、それをたどっていくコースです。台風25号が近づいていて、前日までの
予報は雨です。しかし、当日朝は雨が降っていません。降水確率も20%になっていました。
 木津用水駅近くの白雲寺に35名が集まりました。この例会は昼食時に外来講師も
依頼してあり、前回にようなに10数名のこともあり、この参加者数にホッとしました。
白雲寺でいつものようにコース説明などの出発式を行い、曇り空の中出発です。
(写真には平成29年12月9日の下下見、及び平成30年9月1日の下見時のものを含みます)



出発式(白雲寺) 
 


まず木津用水に沿って北へ歩きます。宮田用水との分流地点へ来ます。
ここで日本河川協会会員のY氏から説明を受けました。宮田用水の取り入れ口は
木曽川のもっと下流にあったものがだんだん上流に移り、現在の位置になったという話です。

 
木津用水
 
木津用水(右側)と宮田用水(左側)
 
Y氏の説明を熱心に聞く参加者
 
暗渠化された宮田用水


木曽川の犬山緑地に出ます。遊歩道を下流に歩いて行きました。川岸には先日の台風で
流れ着いたのか、たくさんの流木が目につきます。山名の渡し、小渕の渡しなどを見ていきます。

   
 
山名の渡し(説明板)
 
山名の渡し・常夜灯
 
説明板(取水口の変遷)
 
小渕の渡し


扶桑緑地で休憩しました。般若用水元杁跡でまたY氏の説明を受けました。

 
宮田用水元杁跡
 


 堤内に戻ります。二之枝川と思われる水路に沿って南へ歩いて行きました。
所々でY氏の説明を受け、この日何回の説明があったのでしょう。
地図を見て現地を見て理解します。
歩こう会と言うより何か学習の会のようです。

   


11時40分、江南短期大学へ着きました。「もくれん館」という食堂を借りて、ここでまず昼食です。
昼食後、二之枝川全般についてY氏から30分ほどの話を聞きました。
一宮友歩会では扶桑町から弥富市まで、二之枝川全線を5回程度で歩く計画にしています。
今回はその第1回ということで、全般の話を聞いて貰いました。
そして、江南市在住で元中日新聞一宮支局長、現在日本ペンクラブ会員の伊神権太氏から
「江南市と織田信長の係わり」の話を30分ほど聞きました。皆真剣に聞いていました。
もくれん館前で集合写真を撮り、初参加の人に自己紹介をして貰い、午後の出発です。

 
江南短期大学

もくれん館 
 
二之枝川を説明するY氏
 
 
講演される伊神権太氏
 
 
集合写真(もくれん館前)
 
初参加者の自己紹介


また水路に沿って歩きます。途中少し遠回りをして、日光川の源流を
と思われるところを見ていきました。まもなく急に強い雨です。通り雨です。

   
建物の間が水路(日光川)であった


その後は何回も通り雨に襲われました。その後古知野神社にも寄り、予定通り
約13kmのコースを無事歩き終え、江南駅に着いたのは3時少し前でした。


古知野神社
 


雨天決行の一宮友歩会です。しかし、参加費の前払いと言える年会費を貰っていない
会ですので、参加者数は天候に大きく左右されます。運営側としては天気が気になります。
最近はウォーキング愛好者は増えていますが、行政などの主催する参加費無料の大会が多くなり、
参加費を払うこうした会の参加者は減少傾向です。でも、これだけの参加者があるこの会は立派だと
言って下さる人も多くあります。この天気で35名の参加は、確かにありがたいと思います。
この日、来年の年間計画表を渡しました。これからも皆さんに魅力ある一宮友歩会の
運営に努めていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。


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