wa202    一宮友歩会・第73回例会
【史跡巡りシリーズ・岐阜編part11】
瑞穂市北部の史跡


 第73回例会は4月7日(土)、「史跡巡りシリーズ・岐阜編part11」として
JR東海道本線穂積駅集合で行いました。季節はずれの暖かい日が続いた
後の寒い日となりました。でも前日からの雨は上がっていました。43名の参加です。
(写真には平成29年11月29日の下下見、及び平成30年2月17日の下見時のものを含みます)

穂積駅前で出発式です。会長挨拶、担当者紹介、コース説明の後準備体操をして出発です。

   


 穂積駅から糸貫川の河畔に出ます。桜並木を歩きますが、もうほとんど散っています。
昨年の4月例会は瑞穂市南部でしたが、まだつぼみでした。これが自然というものでしょうか。
糸貫河川公園で野球をしている少年を見ながら熊野神社へ出ます。
そして馬場公園で休憩した後、再び糸貫川河畔を歩きます。

   

(左)キンモクセイ  (右)桜 
 
   


延命地蔵です。毎年8月24日に地蔵祭が行われ、子供相撲が行われます。
中山道を行く人が安全祈願をしたそうです。

   


コンビニに寄ります。尾張地方に住んでいるとコンビニはどこにもある気になっていますが、
ここでは見つけるのに苦労しました。コンビニに寄るために当初予定コースを大きく変えました。

美江宿へ向かいます。途中、アンカーの人から手作りの草履の根付けを頂いたと、
報告が来ました。一つずつビニール袋に、説明書きと一緒に入っています。
嬉しいおもてなしです。こんな奇特な人もあるのです。
美江宿の町並みを見ながら、自然居士(じねんこじ)の墓を訪ねます。
奥まった住宅の一角にあり、下下見では見つけるのに苦労しました。

   
 
この奥行き止まりに自然居士の墓
 


そして美江寺観世音堂及び美江神社です。ここで先程頂いた根付けを配りました。全員に渡りました。

   
美江神社境内
 
美江寺観世音堂

境内にある高札 


ここからしばらく中山道を歩きます。美江寺城址です。中小学校内にあり、門を開けておいてもらいました。
碑がきれいに整備されています。ここでM氏から城と条里制について詳しい説明をして貰いました。

   


本陣跡碑などを見ながら犀川に来ます。新月橋東たもとに美江寺千手観世音堂があります。
大きな石製の千手観音です。次は千躰寺です。残念ながら説明板のみで、仏像は見えませんでした。

 
美江寺千手観世音堂
 
 
千躰寺
 


ちょうど12時に昼食場所の西部複合センターに着きました。大月浄化センター公園と隣接しています。
風を避けて昼食を取りました。午後の出発前に集合写真と初参加の方4名に自己紹介をして貰いました。
中山道の説明板があります。写真の石柱には宿場名が記してあります。

   


揖斐川に出ます。鷲田橋を渡ります。呂久地区です。白鳥神社を通り抜けます。

 
揖斐川を渡る
 
白鳥神社


そして小簾紅園(おずこうえん)です。ここには呂久の渡し跡碑や皇女和宮の歌の碑などがあります。
紅葉の名所で、下下見時には紅葉がきれいでしたが、今は新緑がきれいでした。

   
   


呂久地区を一周して、再び鷲田橋を渡ります。犀川のむかい地蔵を見ます。
身投げした若い男女の御霊を祀った地蔵堂が両岸に立っていました。

 
津島神社
 
対岸にも地蔵堂が見える
   


樽見線の十九条駅にちょうど2時に着きました。22分発の大垣駅行きにちょうどいい時間という事で、
ここをゴールとしました。大垣駅行きは12:52、14:22,15:55と1時間半に1本しかありません。
距離は14kmです。穂積駅まで後3km歩く予定でしたが、
寒さもあって皆さん疲れ気味で、ちょうどよかった感じです。

また、ほとんどの方は樽見線の無人駅から乗るというのは初体験です。
乗る時にチケットを取り、大垣駅で料金を払い、乗り継ぎ券をもらうのです。
大垣駅で乗り継ぎ券をもらうことを忘れた人も多く、これも貴重な体験だったでしょう。


十九条公園での解散式 

十九条駅時刻表 


桜は散り、少し低い気温に辛さもあった例会となりましたが、これも自然です。
気候はいつも良い時ばかりと限りません。それでもこうしたこともないとなかなか
出かける機会の少ないところです。いろいろ見学でき、体験もできました。
これからも多くの方の参加を期待したいところです。

川柳&ウォーク