wa196    一宮友歩会・第67回例会
【史跡巡りシリーズ・岐阜編part10】

穂積駅から南宿駅へ


平成29年4月1日(土)、第67回例会を「史跡巡りシリーズ・
岐阜編part10」として瑞穂市南部から羽島市に向かって歩きました。
JR穂積駅に集合です。朝方まで降っていた雨は出発式時には
上がっていました。しかし、寒い日となりました。
(写真には平成28年11月2日の下下見、2月18日の下見時のものを含みます)

 
JR穂積駅
 
込み入った通りを歩いて別府観音へ


歩き始めてすぐに別府観音です。毎月1日の午前中がご開帳です。
まさにこの時に当たりました。本堂にあげて頂いて説明の後、
県指定重要文化財の十一面観音像を間近で見させていただきました。

   

拝殿で説明を受ける 
 
十一面観音像を間近で見る


長良川の第2堤防を南に下って行きます。サクラがほんのチョッピリ咲いていました。
まもなく秋葉神社に大イチョウです。市指定天然記念物で、乳根が垂れ下がっています。

   

落葉した大イチョウ 
 
下下見時の大イチョウ


すぐに観音院です。大提灯が境内に吊され、千日参りで有名な寺です。
ちょうど住職さんに出会い、突然ながら話をお願いしたところ快く引き受けてもらえました。
話が終わって、一人の参加者が前に出てきて住職さんに挨拶をするのです。
何十年ぶりの偶然の出会いというのです。この出会いに皆で拍手です。

   

大提灯を吊す枠(提灯の高さ8.7m、直径4.1m) 
 
何十年ぶりの出会い


野口公園で休憩し、朝日大学の脇を通り、中川の堤防を歩きます。
両岸桜並木ですが、残念ながら桜はまだつぼみです。この堤防には1kmに
渡りレンギョウも植えてあり、こちらの方は十分に咲いていてホッとしました。

   
つぼみのサクラ
 
満開のレンギョウ
 


そして犀川を渡ります。。桜祭りの屋台がたくさん出ていますが、
残念ながらこちらもまだつぼみです。墨俣一夜城で昼食です。
午後の出発の前に、城愛好家のM氏と河川協会会員のY氏から
詳しい資料を以て説明を受けました。そして初参加者3名の
自己紹介と集合写真を撮って午後の出発です。

 
   
   


墨俣宿の脇本陣や本正寺を見て行きます。吊し雛がまだ飾ってありました。

   
墨俣宿(脇本陣)
   
本正寺(脇本陣の門を移築した山門)


長良川を渡ります。今度は大江川の桜ですが、ここもまだつぼみです。
そして、境川の高桑桜です。
ありがたいことにこちらはかなり咲いていました。やっと巡り合えた感じです。

 
長良大橋
 
大江川
 
境 川 (高桑桜)
 


境川の沈下橋を渡ります。欄干がなく、少し怖い感じです。
そして美濃路一里塚碑です。下見時と何か風景が違います。
どんな理由か、大イチョウが切り倒されていたのです。

   
 
下下見時の一里塚
 
切り倒されたイチョウ


親鸞聖人旧跡碑を見ながら西方寺です。ここでは事前に話をお願いして
ありましたが、話が終わった後、本堂に上がって茶器を見せてもらうことに
なりました。これもまた思いがけないことです。ここで解散式です。

   
   
   


その後南宿駅まで歩き、2時50分の電車で帰りました。桜桜の連続のコースでしたが、
今年は開花が遅れ少し残念な例会になりました。それでも雨は上がり、
別府観音の開帳日に当たり、説明も多く、偶然の出合いもあり、楽しい例会になりました。


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