wa195    一宮友歩会・第66回例会
【史跡巡りシリーズ・西尾張編part15】
一宮市西部の史跡巡り


平成29年最初の例会は2月4日(土)、第66回例会「史跡巡りシリーズ・
西尾張編part15」として旧木曽川町、旧尾西市の史跡巡りです。
名鉄本線木曽川駅近くの木曽川資料館で出発式です。
資料館は9時開館ですが、出発式前に集まった人が
見学できるように8時過ぎに開けてもらいました。
朝から全く快晴です。お陰で参加者は50名を越えました。
(写真には平成28年10月18日の下下見、12月17日の下見時のものを含みます)

   


歩き始めてすぐに外割田第三児童遊園です。公園には何の表示も
ありませんが、ここは割田城址です。城愛好家のM氏から早速に説明です。
旧木曽川庁舎横をとおり、東海北陸自動車道側道へ向かいます。

 
外割田第三児童遊園(割田城址)
 
奥建物が旧木曽川庁舎


そして、東海北陸自動車道の側道を南下するとまもなく、西上免遺跡です。
高速道路の高架下に整備されています。ここで地元の有識者N氏に迎えて頂きました。
そして資料を配付してこの遺跡の説明を受けました。遺跡は前方後方墳という珍しいものです。

   
   
説明されるN氏


ここから少しの間西へ一緒に歩きます。次は開明小学校です。
この校内に野府城址の碑が立っています。ここでもN氏の説明を受けます。


開明小学校 
 
校内にある野府城址碑
   
職員室前にある道祖神


そして小原の千体地蔵です。背丈15cmほどの瓦製の地蔵が無数に並んでいます。
市指定有形民俗文化財です。狭い堂内を並んで順に拝観してもらいました。
隣には小原の観音堂・弘法堂も建っています。その後N氏から説明を受けました。
ここでN氏と別れました。人を介してN氏に来てもらったのですが、嬉しい配慮です。

   
   


ここからゴールまではほぼ南下です。尾西運動場で休憩をした後、将監のお歯守さんへ
行きました。歯痛に効果があると言うことで今でも多くの参拝があるそうです。
昼食場所の尾西公園には12時前に到着です。
昼食後集合写真を撮り、3名の初参加の人に自己紹介をしてもらいました。

 
お歯守さん
 
   
 


そして午後の出発です。まず三条神社です。この境内には一宮市に唯一残る
奉安殿があります。次は毎年6月にあじさい祭が行われる御裳神社です。

   
奉安殿(奥は三条小学校)
   


次は法信寺です。ここには、県内においても珍しい梵鐘と言うことで
戦時中の供出を免れた「厄除けの鐘」が吊り下げられています。
「金の増す鐘」としても尊ばれています。

   
厄除けの鐘(算盤や度量衡が刻まれている)


天神の渡し跡に寄り、孝子佐吾平の碑を見て行きました。
私には懐かしい橋上橋の横を通り、市川房枝生家跡です。

 
天神の渡し
 
孝子佐吾平の碑
 
橋上橋
 
市川房枝生家跡


そして萩原宿へ入ります。本陣跡や地蔵堂、屋根神様などを見ながら
正端寺に寄りました。ここには戦時中に寄進された石の鐘が設置されています。

 
本陣跡
 
地蔵堂と屋根神様(フェンスの中)

正端寺 

正端寺の石の鐘 


その後予定コースを延長して、舟木一夫の生まれ育った跡地に回りました。
今はアパートになっています。そして2時過ぎにゴールの萩原駅に着きました。

 
舟木一夫ゆかりの地
 
 
郷土資料館
 
萩原駅で解散式


数日前までの寒さに比べ、2月上旬と思えない暖かい好天に恵まれました。
そして翌日は朝から雨です。厳しい時期の例会がこのような好天の中で
できたのは全く幸運です。また、N氏始め多くの方の協力を得ました。
これにも感謝するのみです。ありがとうございました。

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