wa193 一宮友歩会・第64回例会
【河川探訪シリーズ・新川編part1】
伏屋駅〜上小田井駅
伏屋公園・出発式会場 |
* | 平成28年10月1日(土)開催の第64回例会は「河川探訪シリーズ・新川編part1」として、近鉄伏屋駅集合で行いました。 10月は行事が多く、毎年ながら参加者の少ない例会です。更に今年は前日から雨です。朝方には上がりましたが、今年も30名と参加者が少ない例会になりました。 出発式は駅近くの伏屋公園で行いました。今日の資料と共に平成29年の例会計画を渡しました。曇り空ながらもう降る心配はないようです。 (写真には平成27年11月27日の下下見、平成28年9月3日の下見時のものを含みます) |
伏屋公園を出て、すぐに新川左岸堤防に上がりました。上流に向けて堤防上を
歩いて行きます。車はほとんど通りません。ヒガンバナも綺麗に咲いていました。
人道橋の長松橋を通り右岸へ渡りました。正明寺へ向かいます。
ここには七宝焼き元祖の梶常吉の墓があります。お寺さんにまだ挨拶が
してありません。先に行ってお願いしたところ、本堂まで開けて頂きました。
長 松 橋 |
長松橋より上流を望む |
正 明 寺 |
本 堂 |
梶常吉の墓を見る |
七宝焼き元祖梶常吉の墓 |
そしてコンビニに寄った後、国道302号の横断歩道橋を渡りました。
国道は工事中です。嶋井公園で休憩した後東名阪自動車道の高架下を通ります。
自動車道のすぐ北側に赤星神社があります。この辺りでは少ない
星神信仰の社です。神社西側の保育園では運動会の真っ最中でした。
赤星神社 |
説明するM氏 |
神社西側の保育園 |
多くの祠を見かける |
次は行雲寺です。聖武天皇の命で右大臣藤原豊成が造営したと言われる。
ここでは閑籠門と書かれた山門にかかる額を見てもらいました。
豊成の女が写経したと言われる山門です。今の山門は新しいものです。
行 雲 寺 |
山門にかかる額 |
また302号を渡りますが、今度は横断歩道を渡ります。
そして佐屋街道を歩き自性院です。第30回例会で訪ねています。
この寺は昔、成願寺と呼ばれ、今でも山門には成願寺と書かれています。
ここでは資料を以ていつもの日本河川協会会員のY氏から話を聞きました。
国道302号を渡る(上は東名阪自動車道) |
馬嶋明眼院道・佐屋街道案内標識 |
自 性 院 |
説明するY氏 |
また新川を渡ります。今度は右岸から左岸へ、新川歩道橋です。新川と庄内川に挟まれた地域を
上流に向けて歩きます。背をかがめてアンダーパスを抜けるとまもなく八屋孝女塚があります。
八屋孝女塚 |
ここまでくると急に両河川の間は狭くなり、両河川を見ながら歩きます。
車は通りませんので、横いっぱいに広がりながら気ままに歩きました。
庄内川河川敷にグランドがあります。この近くの堤防で昼食を取りました。
下見では暑くてへとへとでしたが、今日はさわやかな好天です。
名古屋駅周辺の高層ビルを背景に集合写真を撮りました。
また今回は3人の初参加者があり、自己紹介をしてもらいました。
初参加の人の自己紹介 |
集合写真(背景の高層ビルは名古屋駅付近) |
午後は、新川堤防を上流に向けてひたすら歩きます。今日はさわやかです。
美濃路の新川橋右岸たもとにポケット公園があり、開削記念碑があります。
ここは昨年、第57回例会できたばかりです。ここでもY氏から説明を受けました。
開削記念碑 |
水野千右衛門碑 |
さらに上流に歩きます。新川脇に立つ清須市役所に寄りました。休日ですが、
急拠ブザーを押してトイレを利用させてもらいました。助かりました。
新幹線をくぐり抜けた後、宮前公園に寄りました。公園内には小場塚弁財天神社
(市寸島社)が立ち、この神社は琵琶悲恋物語にゆかりがあります。
一宮友歩会で「琵琶悲恋物語」のゆかりの地を訪ねるのはもう4箇所目です。
そして、あし原公園です。ここには東海豪雨水害の記念碑が立っています。
この近くで堤防が切れました。この碑の前でY氏から東海豪雨の時の貴重な
体験話をしてもらいました。また他の人にも話してもらいました。
2000年9月のことです。もう16年たちます。忘れてならないことです。
更に上流へ歩きます。ここでもヒガンバナが綺麗に咲いていました。
最後に平田橋殉職記念碑に寄りました。犬山線の車内からよく見える碑です。
でも、それが何であるのか、初めて認識された人が多かったのではないでしょうか。
平田橋殉職記念碑 |
東名阪自動車道の高架下で解散式を行いました。16kmほどあったはずですが、
ちょうど3時と言う予想して以上に早い到着となりました。朝方は曇り空、まもなく
秋晴れと歩きやすい日に恵まれたからでしょう。コンビニや昼食場所探しに少し
苦労しましたが、終わってみればスムーズに行き、今回も及第点の例会でしょう。