wa190
一宮友歩会・第61回例会
【史跡巡りシリーズ・西尾張編part14】
弥富市西部の史跡巡り
近鉄弥富駅前の出発式 |
* | 第61回例会は「史跡巡りシリーズ・西尾張編 part14」として、平成28年4月2日(土)、 弥富市西部の史跡を見ながら歩きます。 (午前は近鉄線より北部を、午後は南部を歩きます) 近鉄弥富駅に9時集合、駅前で出発式です。 前日の雨も上がり朝から穏やかな陽気となり ました。例年4月例会の参加者は少ないの ですが、今回は50名を超えています。 (写真には平成27年10月20日の下下見、平成28年 2月20日及び3月4日の下見時のものを含みます) |
まずは北へ向けて歩き薬師寺です。ここには鯏浦(うぐいうら)城址の碑があり、
樹齢600年以上という大楠があります。城愛好家のM氏から資料を以て説明を受けました。
薬 師 寺 |
鯏浦城址の碑と大楠 |
鯏浦城址の碑 |
大 楠 |
そして、難畑地蔵、興善寺地蔵と地蔵様を見て行きます。
難畑地蔵 |
興善寺地蔵 |
東名阪自動車道をくぐり、荷之上の力石です。
ここには背丈ほどのところに海抜0mの表示がありました。
荷之上の力石 |
背丈ほどの高さに海抜0mの表示 |
国の重要文化財に指定されている服部家住宅です。
今回は外観を見るだけにしました。そして金樹寺で休憩です。
服部家住宅 |
金樹寺 |
金樹寺の阿弥陀如来像 |
ここから南へ向かいます。明治天皇が上陸されと
言われる焼田港です。御着船所跡の碑が立っています。
明治天皇焼田港御着船所跡碑 |
そして、神明社境内に立つ黒川治愿功徳碑です。
ここでは日本河川協会会員のY氏からの説明を受けました。
神明社(説明するY氏) |
黒川治愿功徳碑 |
今度は東名阪自動車道を北から南へくぐり証玄寺です。
ここには宝暦治水に係わる内藤十左右衛門自刃地の碑が立っていました。
また、人柱となって村人を救った伊藤さだ吉慰霊の碑が立っています。
内藤十左右衛門自刃地の碑 |
伊藤さだ吉慰霊の碑 |
ここまでで11時半近くになっていましたので、総合福祉センターへ回るのをカットし
水郷の塔へ直接向かうことにしました。そして水郷の塔へはちょうど12時着となりました。
高台で木曽川の流れと桜を見ながらの昼食です。そして階段を利用して集合写真を撮り、
初参加の方に自己紹介をして貰いました。何と10名もありました。
ここで3名の「弥富ふるさとガイド」の方を迎えました。
尾張大橋(後方) |
水郷の塔 |
伊勢湾台風災害復興竣工記念碑 |
弥富ふるさとガイドの方の挨拶 |
水郷の塔前で集合写真 |
ここからはこの3名の方の案内と説明で進みます。まずふたつやの渡し跡です。
「ふたつやの渡し跡」は会で作った予定コースに入っていませんでした。
ガイドの方の誘導 |
ふたつやの渡し跡 |
そして弥富の歴史民俗資料館です。資料館では館員の方の説明を受けました。
その後館内の見学です。20分ばかりの時間を取りました。
再び筏川に出ました。桜大橋のたもとに「山口誓子句碑」が立っています。
ガイドの方の説明を受けました。桜並木のトンネルを歩きます。
桜祭りの最中で大賑わいです。迷わないように通り抜け、輪中公園に向かします。
山口誓子句碑 |
整備された筏川河畔(下下見時写真) |
桜祭り開催中の河畔 |
輪中公園に入ります。この終点が市指定文化財の立田輪中人造堰樋門です。
初めて見る人は、突然現れた立派な土木遺産にびっくりされたことでしょう。
次は森津の藤です。ここでも詳しい説明を受けました。
ここから北へ向かい、市指定天然記念物のおみよし松です。
1640年代、新田開拓当時に植えられたと伝えられています。
また、山口誓子句碑や伊勢湾台風災害の記念碑「水難の碑」も隣り合わせて立っていました。
ここでふるさとガイドの方とお別れしました。親切な案内と詳しい説明をありがとうございました。
おもよし松 |
山口誓子句碑 |
水難の碑 |
弥富駅に戻ったのは3時を過ぎました。穏やかな陽気に満開の桜、そしていろいろな説明と
中身の濃い例会となりました。最初にも書きましたが、例年4月例会は参加者が少ないのですが、
今回は初参加の人も多く50名を超えました。下見を3回した甲斐があったというものです。
そして、前日は雨、翌日はもう曇りだったことを思うと本当に幸運な例会となりました。
川柳&ウォーク