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一宮友歩会・第59回例会
【史跡巡りシリーズ・名古屋編part6】

名古屋市中川区の史跡

   今年最後の例会となる第59回例会は平成27年12月5日(土)
「史跡巡りシリーズ・名古屋編part6」として、中川区の史跡を巡りました。
前日の終日強風からこの日は打って変わっての穏やかな好天となりました。
近鉄戸田駅では広い場所がなく受け付けだけを行いました。
そして10分程歩いた直会公園で出発式を行いました。
(写真には平成26年12 月1 日の下下見、平成27年10 月17日の下見時のものを含みます)

 
戸田駅での受け付け風景
 
直会公園での出発式
 


浄栄寺を経て鈴宮社、後天満宮です。その後白山社を見て行きますが、
これらの神社には名古屋市文化財の戸田祭りの山車格納庫が建っています。

 
鈴宮社(山車格納庫)

天満宮 


戸田川近くに来ます。この四つ角には石柱の道路元標や道路案内が立っていました。
そしてすぐ東の戸田川西脇には旧海部郡富田町役場跡の碑が立っています。
またここには「中川まちなか博物館」と称した説明板が立っていました。
伊勢湾台風時の状況が写真等を使って説明がされていました。訪問者には嬉しいはからいです。
又ここで城愛好家のM氏から詳しい資料を持ってこの地域の説明がありました。


石柱の道路元標と道路案内 
 
道路元標の説明板

旧海部郡弥富町役場跡 

中川まちなか博物館 

そして富田支所を通り、国道302号の横断歩道橋を渡り、北宮公園で小休止です。
新川を渡り、七所神社、龍山蔵院と見て行きます。


富田支所 
 
国道302号

北宮公園 
 
新川を渡る
 
七所神社
 
龍山蔵院


近鉄線を南に越えるとまもなく前田城址である速念寺です。この寺の前で、またM氏から前田氏等の
歴史的説明を受けました。日本河川協会会員のY氏からも説明を受けました。
この日の参加者は42名ですが、もっと沢山の人に聞いてもらいたい内容ばかりです。
そして境内に入り、前田城主の墓等を見学しました。この間に本堂の扉が開けられ、
副住職さんが立っておられました。突然思いつきで話をお願いしたところ、快く引き受けて頂き、
15分ばかり本堂の前でこの寺に関わる話を聞くことができました。本当に嬉しい対応です。

 
速念寺山門前でのM氏の説明風景
 
同じくY氏の説明風景
 
速念寺本堂
 
本堂前で副住職の説明風景
 
城主前田與十郎之墓
 


次はすぐ近くの土之宮神社です。ここには「福留将監古城跡」の碑が立っています。

 
土之宮神明社

境内奥にある福留将監古城跡 


かなり時間を食いました。庄内川を渡り、寄る予定であった龍潭寺や雨宮社は遠くから見て、
昼食場所の梓ノ木公園へ急ぎました。公園へ着いたときは12時を越えました。
午後の出発前に集合写真を撮りました。そして、久しぶりに参加された全盲のWさんを紹介し、
話をしてもらいました。白杖を頭上にあげSOSの文字を書いたイラストの紹介です。
「頭上にあげた白杖はあなたの助けを待っています」とあります。
日盲連では車の初心者マークと同じように全国に広げられるようです。

 
庄内川を渡る
 
庄内用水緑道
 
梓ノ木公園(昼食)
 
全盲・W氏の説明風景
 
参加者の集合写真


午後は宝珠院を経て天満天神宮 へ行きました。
ここは荒子城址であり、前田利家誕生地の碑が立っています。

 
宝珠院
 
 
天満天神宮
 
前田利家公誕生地碑


そして荒子観音です。平常は静かな境内です。

 
山   門
 
多宝塔
 
本    堂


荒子公園、八幡社を通り抜け、都市景観賞を受けた篠原橋郵便局を見て行きます。
そして、西生寺の保存樹・イブキを見てゴールの近鉄烏森駅へ2時半頃の到着となりました。

 
荒子公園
 
八幡社・保存樹タブの木
 
篠原橋郵便局

西生寺・保存樹イブキの木 
 
解散式・整理体操


嬉しい出来事を交えながら全く穏やかな天候の中で、今年最後の例会を終えることが
できました。解散式で「10年間、傷害保険のお世話になることもなく無事終えることが
できました」と挨拶をしました。ここまで協力して頂いた多くの方に感謝申し上げます。


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