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一宮友歩会・第57回例会
【史跡巡りシリーズ・東尾張編part6】
清須市内の史跡巡り
第57回例会は7月4日(土)「史跡巡りシリーズ・東尾張編part6」として、
下小田井駅から清須市内の史跡を見ながら歩きました。
梅雨のさなかです。毎日ぐずついた天気が続いています。
幸い例会日は終日曇り空の予報で、下小田井駅すぐ近くの
上新公園で出発式です。参加者も53名と久しぶり50名を超えました。
(写真には平成26年11月18日の下下見、平成27年5月16日の下見時のものを含みます)
出発式(上新公園・会長あいさつ) |
準備運動 |
まず上新公園から花咲公園へ行きます。ここには「恋待白菊」と
名付けられた枇杷のモニュメントがあります。この枇杷に係わる史跡と
して第27回で清音寺を、第42回で師長公謫居跡を訪ねています。
花咲公園 |
そして、庄内川右岸に出ます。広々として気持ちが良いです。少し下流に歩きます。
庄内川 |
名鉄線を越えると山車の格納庫があります。そして、「にしび夢だいこん」の
ひょうきんなモニュメントが目に入ります。枇杷島は日本三大市場と
言われた時期があり、それを記念してのモニュメントです。
橋詰神社の前を通り、県道を渡り美濃路に入ります。
山車の格納庫 |
にしび夢だいこん |
橋詰神社 |
美濃路に入り、問屋記念館で休憩です。美濃路は狭く、団体歩行では
迷惑がかかると言うことで、飴茶庵まで約1kmを自由歩行としました。
問屋記念館 |
途中の松原神社では茅の輪作りが行われており、興味深く見学しました。
松原神社 |
茅の輪作り |
一休庵や飴茶屋は町屋を改修したものです。
地域の産物や昔懐かしい駄菓子が売られていました。
一休庵 |
一休庵内部 |
飴茶屋 |
飴茶屋内部 |
罪人を弔った瑞正寺を見学しました。ここには高さ4.5mの日本一と
言われる宝塔があります。刑場はこの100m北にあったそうです。
瑞正寺・宝塔 |
尾張藩刑場の碑 |
新川を渡ります。南西角のポケットパークに新川開削公徳碑が
立っています。ここで日本河川協会会員のY氏から説明を受けました。
新川橋 |
新川橋西詰めのポケットパーク |
長谷院に寄るため少しの間、美濃路から離れました。
この頃から小粒ながら雨が降り出しました。
長谷院の多宝塔はは尾張藩主徳川斉朝が寄進しています。
また尾張西国三十三観音霊場第二番札所です。
長谷院 |
多宝塔 |
本 堂 |
本堂・天井 |
美濃路に戻った後、正覚寺を訪ねました。今川塚が立っています。
正覚寺 |
今川塚 |
一里塚の碑など見ながら「清洲ふるさとのやかた」に急ぎました。
清洲公園は前を通るだけにしました。やかたにはちょうど12時の到着です。
外は雨、やかたの中で昼食を取ることができ、本当に助かりました。
そして昼食後、柴田勝家に扮する人にも入ってもらい、
清洲城をバックに橋の上で集合写真です。良い記念になりました。
五条川・五条橋 |
清洲公園 |
清洲ふるさとのやかた |
やかた内で昼食 |
大手橋の上で集合写真 |
午後は清洲城を出て遊歩道を歩き、国指定史跡「貝殻山貝塚」に向かいます。
貝殻山貝塚資料館は「貝殻山貝塚」地内に昭和50年4月に開館しました。
資料館には貝殻山貝塚や朝日遺跡から出土した弥生時代を代表する考古資料が
収められています。資料館では学芸員の方40分くらい丁寧な説明を受けました。
貝殻山貝塚 |
貝殻山貝塚資料館 |
新川地域文化広場へ向かいます。ここにはカルチバ新川というスポーツ施設や
温室があります。温室に入ると誰もいないことを幸いに、この中で解散式としました。
整理体操をし、初参加の方3人に自己紹介をしてもらいました。
新川地域文化広場・カルチバ新川 |
温室内で解散式 |
そして、目の前のキリンビール名古屋工場へ向かいました。2時40分から
工場見学となりました。40分ばかりの見学の後、乾杯でビールの試飲開始です。
20分で3種類3杯のビールは非常に心地よいものがありました。
気持ち良くキリンビール工場を後に、JR枇杷島駅へ向かう人、
名鉄丸ノ内駅へ向かう人と別れ帰途につきました。
途中から傘を出したりしまったりの天気となりましたが、
小降りの雨に、暑い天気より歩きやすい例会となったと思います。
参加者も多く、見所も説明も多く、ビールもありで良い例会になりました。
川柳&ウォーク