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一宮友歩会・第55回例会
【史跡巡りシリーズ・岐阜編part8】
大垣市内の名所・史跡
一宮友歩会第55回例会は平成27年4月4日(土)、「史跡巡りシリーズ・岐阜編part8」として
JR大垣駅集合で行いました。前日までの雨も上がり、出発式の9時頃には青空、快晴です。
コース説明や準備運動をした後、今回は2班に分かれて出発です。各班にボランティアガイドの
「ふるさと大垣案内の会」の方に付き添って頂き、説明を受けながらのウォークです。
(写真には平成26年11月11日の下下見時、平成27年2月21日の下見時のものを含みます)
駅から東に歩き、水門川に出ました。川沿いに立てられた句碑等の説明から始まります。
JR大垣駅前での出発式 |
水門川に沿って歩きます |
掘抜井戸発祥の地です。天明2年(1782)、こんにゃく屋文七が2mほど掘ったら水が噴出したという井戸です。
掘抜井戸発祥の地 |
そして稲荷神社脇にある栗屋公園です。ここにも清水が噴出していました。
稲荷神社には岐阜県重要有形文化財の山車格納庫がありました。
栗屋公園・清水 |
稲荷神社・山車格納庫 |
道路を渡って反対側の大垣城東総門跡へ行きます。これは名古屋口門とも言います。
ここから水門川を一時離れ、美濃路を歩いていきます。大垣宿脇本陣跡へ来ました。
その前の菓子屋さんが、今日の参加者の同級生と言うことで、声をかけたら出てみえて、
試食やらせんべい焼きの実演の見学となりました。思いがけない出来事となりました。
大垣城東総門跡 |
大垣宿脇本陣跡 |
菓子屋さんの賑わい |
問屋場跡が角にあります。いろいろな案内板が面白いほどに取り付けてありました。
ここを右へ回るとまもなく真新しい本陣跡です。入館して見学しました。
問屋場跡 |
大垣宿本陣跡 |
江戸時代の本草学者・飯沼慾斎邸跡見る。更に交差点反対側にある俵町薬木広場に行く。
ここには慾斎の胸像と慾斎にちなんで薬木が植えられていました。
そして再び水門川沿いを歩きます。住吉公園です。一番の見場所です。
沢山な人出です。船下りの船もでています。
奥の細道むすびの地記念館で休憩した後、上流へ向かいます。
住吉神社 |
船下り終点(下船上) |
芭蕉と木因像 |
四季の広場 |
更に上流へ芭蕉の句碑を見ながら歩きます。そして急に予定外の
大垣城主戸田氏の菩提寺である圓通寺へ寄ることになりました。
ゴムボートで船下りをする人 |
圓通寺 |
戸田氏代々の墓 |
八幡神社へ寄ります。ここにも湧水があり、沢山の人が水を採りに来ていました。
また多くの参加者がここの水を飲んでいました。
船下りのスタート地点を見て、大垣城へ向かいました。
八幡神社 |
大垣の湧水 |
船下り始点(乗船場) |
芭蕉句碑・閑さや岩にしみ入蝉の声 |
大垣城へ着きました。城の北西角の石垣に明治29年大洪水の水位が記されていました。
2階くらいの高さでしょうか。見て回った後、戸田氏初代城主・戸田氏鉄像の前で集合写真を
撮りました。更に、今回初参加の方の紹介(自己紹介)をしました。昼食後、日本河川協会会員の
Y氏から大垣輪中など、この地域の地勢の話を聞いた後、午後の出発となりました。
明治29年大洪水の水位 |
初参加の方の紹介 |
日本河川協会会員Y氏の話 |
花見で賑わう大垣公園を通り抜け、西公園でトイレ休憩です。
西公園は藤棚が立派で花見時が楽しみです。そして、芭蕉・木因遺跡へ行きます。
大垣公園 |
西公園 |
芭蕉・木因遺跡 |
杭瀬川の塩田橋を渡ります。橋の下流では大規模な河川改修工事が行われています。
工事現場の一角を借りて、日本河川協会会員Y氏から杭瀬川改修工事等の話をしてもらいました。
この後、杭瀬川左岸堤防を北上します。ここも桜並木です。
杭瀬川河川改修工事 |
改修工事の説明 |
杭瀬川堤の桜 |
堤防下で花見をする人 |
杭瀬川堤から見る伊吹山(下見時) |
東海道本線をくぐってから杭瀬川と離れ、北大垣駅まで養老鉄道に沿って笠縫の堤を歩きます。
この堤は両側に桜が植えられ桜のトンネルです。思いがけない桜並木の連続に感嘆の声です。
東に向かい、笠縫の里碑を見、北公園を通り、大垣駅へ戻りました。
笠縫の里碑 |
北公園 |
大垣駅北広場で解散式 |
ちょうど3時のゴールでした。13kmを5時間半と見学に明け暮れたウォークとなりました。
史跡一杯の美しい街をガイドさんの案内で歩き、そして桜満喫の1日でした。
午前は暑いくらいに晴れ上がった空も午後からは曇ってきて、翌日の日曜日はまた雨でした。
幸運な例会となりました。協力して頂いた方始めこの天気にもただただ感謝です。
川柳&ウォーク