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一宮友歩会・第54回例会
【史跡巡りシリーズ・西尾張編part12】
新木曽川駅から真清田神社
一宮市内の鎌倉街道に沿って(Ⅰ)
平成27年最初の例会は平成27年2月7日(土)、名鉄本線新木曽川駅集合で「史跡巡り
シリーズ・西尾張編part12」として開催しました。新木曽川駅より一宮市内の鎌倉街道と
思われるルートに沿って史跡を訪ねながら歩きます。久しぶりの一宮市内のコースです。
(写真には平成25年10月29日の下下見、平成26年12月20日の下見時のものを含みます)
出発式は新木曽川駅近くの木曽川資料館で行いました。資料館を早めに開けてもらいましたので、
出発式前に見学された方も多数ありました。初参加の方が多そうでしたので、出発式では
歩行上の注意を話しました。また、3月21日(土)予定の協力員ウォークも紹介しました。
出発式(建物は木曽川資料館) |
出発式前に資料館を見学 |
歩き始めてまもなく鎌倉街道(小栗道)そのものを歩きます。今回の中でも鎌倉街道
そのものを歩ける部分はあまりありません。そしてJR線路脇に立つ黒田城址です。
鎌倉街道を歩く |
黒田城址 |
黒田城址碑 |
山内一豊公像 |
そして黒田城主親子の墓が立つ法連寺です。本堂裏の狭い
ところに立つ墓の前で城愛好家のM氏から説明をしてもらいました。
法連寺 |
法連寺境内に立つ山内一豊出生地碑 |
山内盛豊・十郎親子の墓碑 |
墓碑前での説明 |
億計王(仁賢天皇)と弘計王(顕宗天皇)の兄弟が雄略天皇から
逃れるさい、宿泊したと伝えられる籠守勝手神社に寄ります。
籠守勝手神社 |
億計王・弘計王由来碑 |
白山神社へ行きます。白山神社では北西角に立つ
馬取りの池碑や南端に立つ夜泣き石を見て行きます。
馬取り池碑 |
白山神社拝殿 |
白山神社名石柱と夜鳴石碑 |
夜鳴石碑 |
そして伊冨利部(いぶりべ)神社です。この辺りでは下水道工事中で
どうなるかと思いましたが、通行の配慮をしてもらい予定通り歩けました。
工事中の中を通り抜ける |
伊冨利部神社 |
伊冨利部神社本殿 |
伊冨利部古墳(神社境内) |
石刀(いわと)神社へ向かいます。途中に石刀神社のまこも田がありました。まこも(真菰)は
沼や川、あるいは田んぼの水路などの水際に自生するイネ科の大型多年草です。
石刀神社ではちょうど神主さんに出会い、お話をお願いしたところ快く引き受けて頂きました。
話の内容も興味深く話し方も上手で20分以上話してもらいました。
もっと聞きたいところでしたが、止めてもらって先を急ぎました。
暗渠化された用水路上を歩く |
水路脇のまこも田を見る |
石刀神社のまこも田 |
石刀神社 |
石刀神社本殿 |
本殿前の4種の狛犬 |
説明する神主さん |
日光川右岸を歩き、九品寺公園内の希望の広場で休憩です。
希望の広場 |
機能回復施設 |
浜神明社に寄るのを止め先を急ぎましたが、昼食場所の平島公園に着いたときは
12時半近くになっていました。集合写真後、今回から初参加の人に自己紹介をして
もらいました。更に日本河川協会のY氏からこの地方の地勢について話を聞きました。
終えてすぐ近くの一宮市消防署本部へ向かいます。
ここの3階で1時半から救命講習を受けました。胸骨圧迫とAEDの扱いが
主な内容でした。皆さん熱心に受講し、予定時間を20分も超えました。
平島公園での昼食 |
Y氏の説明(歩道橋の奥の建物が一宮市消防署本部) |
救命講習受講風景 |
救命講習を終え真清田神社へ向かいます。神社へは
3時過ぎの到着になり、ここで解散式をしました。
その後本町を歩きそれぞれ帰宅となりました。
真清田神社での解散式 |
何かすべて想定以上にうまくいった1日でした。まずこの時期にしては
珍しい位の穏やか好天になりました。天気はままならぬものですが、前日までの
寒くて強い風や翌日の雨天を思うと幸運に感謝せずにはおられません。
そして参加者の増加を図って今回から初参加の人及び誘った人の
参加費を半額にしました。そして9名もの初参加の人がありました。
新聞掲載を見てと言う人もありました。いろいろな効果が出ている気がします。
救命講習も初の試みですが、あれだけ皆さん真剣に取り組まれると
大成功と言えるでしょう。また機会を作りたくなります。
ページ冒頭に「一宮市内の鎌倉街道に沿って(Ⅰ)」と書きましたが、
(Ⅱ)(Ⅲ)を想定してのことです。その時を楽しみにお待ち下さい。
川柳&ウォーク