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一宮友歩会・第49回例会
【史跡巡りシリーズ・西尾張編part11】
津島市南部・愛西市南部の史跡
平成26年4月5日開催の第49回例会は「史跡巡りシリーズ・西尾張編part11」として、
名鉄津島駅集合で行いました。昨年6月例会では津島市北部及び愛西市北部の
史跡巡りをしましたので、今回は津島市南部及び愛西市南部の史跡巡りを企画しました。
津島駅から善定坊まではほぼ南下、そして西善太新田記念碑
までは東進、ここからゴールまではほぼ北上です。
(写真には平成25年11月16日の下下見時、平成26年2月22日の下見時のものを含む)
津島駅前での出発式
まず駅近くの十王堂です。交差点の一角です。江戸期には津島村の
東西南北に建っていましたが、今は東のここが残るだけです。
十王堂 |
十王堂内部 |
そして六地蔵堂です。ここでは地区の方が扉を開けて待って頂いており、
お陰で中をゆっくり拝観できました。下下見時の偶然の出会いから生じたことで
嬉しいことです。こうした多くの祠は地区の人で守られているのです。
天王川公園へ向かいました。公園の桜は満開で桜祭りの開催中です。
天王川公園は桜もいいですが、藤の名所です。藤棚の下を歩きましたが、
まだ数週間早いようです。公園を北から南へ縦断しました。
濃尾大地震記念碑 |
藤棚(下下見時) |
更に田園の中を南下です。佐屋海道址の碑を見ました。
佐屋河原の地蔵堂へも寄りました。小さな五輪塔があり、参考図書を見ながら
その説明をしました。こうしたウォークでもないと見向きもしないものでしょう。
佐屋海道碑 |
佐屋河原の地蔵堂 |
地蔵堂脇に置かれた五輪塔 |
続いて加藤高明顕彰碑、佐屋代官所址、三里の渡し跡、更にきこく(枳穀)の生け垣、佐屋舟場跡碑は
交差点を挟んで寄り集まっています。渡し跡がある公園で城愛好家のM氏から資料を以て説明を受けました。
加藤高明顕彰碑 |
加藤高明・懐恩碑 |
佐屋代官所址 |
三里の渡し址 |
公園での佐屋海道などの説明風景 |
きこく (別名・カラタチ) |
道標・佐屋舟場道 |
次に松尾芭蕉ゆかりの水鶏(くいな)塚です。刻まれている句は佐屋宿の山田正衛門宅で
宿泊したときのものです。全国でも指折り数える程しかない貴重な句碑と言われます。
ちょうど12時に昼食場所の善定坊に着きました。午後の出発前に門前で集合写真を撮りました。
そしてそのまま日本河川協会会員のY氏から、佐屋川の変遷等この地区の地勢についての説明です。
午後はまず星大明神の長い参道を歩き参拝です。古い獅子頭があり、市文化財に指定されています。
次に市の天然記念物の黒松のある東保八幡神社です。この黒松のはヤドリギが着生している貴重な物です。
東保八幡~社 |
ヤドリギが寄生している黒松 |
田んぼの中に立つ市江車車田址、地域発展に貢献した青樹英二記念碑、
更に青樹英二にちなむ西善太新田記念碑なども見て行きます。
そして愛西市親水公園です。ここでも桜の下でY氏の説明を受けました。
今回は中学3年生の女子学生と小学3年生の男子生徒が参加し、
初対面ながらも楽しく過ごしている風景が見られました。
親水公園の桜の下を歩く |
そして明通寺までは3kmばかりをひたすら歩き、ここでトイレ休憩です。
そしてすぐ北にある管粥神事で有名な日置(へき)神社に寄りました。
明通寺 |
日置八幡宮 |
日置八幡宮説明板 |
日置八幡宮の本殿としだれ桜 |
ゴールの日比野駅にはちょうど3時の到着です。解散式を早々に済ませ、
まもなく来た電車に乗って帰宅の途につきました。
全く好天のウォーキング日和の上、写真を見て頂いても分かるとおり、
どこを見ても満開の桜の例会になりました。いい1日でした。
川柳&ウォーク