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一宮友歩会・第43回例会
【史跡巡りシリーズ・岐阜編part6】

岐阜駅
から市民公園前まで

 一宮友歩会第43回例会は平成25年4月13日(土)、「史跡巡りシリーズ・岐阜編part6」として
JR岐阜駅集合で行いました。駅を出発してすぐに清水川が流れる清水緑地を通り抜けて行きます。
(写真には平成24年10月16日の下下見、平成25年2月16日の下見時のものを含みます)

 
JR岐阜駅南広場から出発
 
清水緑地


まず加納城初代藩主の奥平信昌婦人亀姫が自分の菩提の為に創建した光国寺です。
婦人の墓を寺の外から見学しました。また清水川に戻り、清水川コミュニティ水路の桜並木
の中を歩きます。今年の桜は早く咲きもうほとんど散っていますが、ここにはまだ十分
見られる桜がありました。川沿いには乳薬師とも呼ばれる水薬師寺があります。


光  国  寺 

亀姫の墓 

清水川コミュニティ水路 

水薬師寺 


ここから南へ歩き、革手城跡をめざします。加納小学校内には加納城三の丸跡の碑が
立っています。革手城跡は済美高校の一角にあります。今は碑が立つのみで城跡らしき
ものは何もありません。美濃の守護土岐頼康が建立した正法寺跡にも寄りました。


加納小学校内の加納城三之丸跡碑 
 
済美高校(渡り廊下の奥に革手城跡)

革手城跡 

正法寺跡 


次は加納城跡です。ここで発掘事業をされている(財)岐阜市教育文化振興事業団の
方に来て頂き、加納城の歴史や出土品などの説明を受けました。分かりやすい説明に
皆さん、興味津々でした。ありがとうございました。裏話を言えば、昨年10月16日の
下下見時の時に発掘作業をしておられ、その時お会いしたからお願いできたことです。
この時会えていなかったら多分実現していなかったでしょう(今年2月16日の下見時には
作業は終わっていて整地されていました)。こういう出会いは特に嬉しいものです。


 加納城本丸跡(現在は市民憩いの場)

昨年10月16日時の発掘作業 

説明風景 
 
加納城説明板


加納宿に入り、加納町役場跡や専福寺を見ながら茶所駅近くの鏡岩の碑です。
ここで江戸の相撲取り鏡岩が罪滅ぼしに自分の木像を作って通行人に棒で
打たせたという。茶を振る舞ったところからここを「茶所」と呼ぶようになったともいう。


 旧加納町役場
 
専福寺
 
 鏡岩の碑


名鉄本線、JR東海道線を横切り、革手城の鬼門除けとして建てられた閻魔堂があります。
また、その先には延命地蔵堂と明治9年に地元の人が寄付した道標があります。


閻  魔  堂 

延命地蔵堂と道標 


道路の両側に榎を残す細畑一里塚です。そして、その近くの細畑西公園で昼食です。
公園の前には境川が流れており、河川協会会員の方からこの地域の地勢について話して頂きました。


細畑一里塚 
 

細畑西公園 

境川を前に公園での説明 


午後は境川に沿って歩きながら手力雄神社に午後1時頃に着きました。今日は岐阜県の
重要無形民俗文化財であるこの手力雄神社の火祭りの日です。たくさんの人で賑わっています。
屋台もたくさん出ています。祭りの本番は夜ですが、昼間でも御幣行灯や山は見ものです。
30分ほど自由に見学してもらいました。この日に例会で本当によかったと思いました。

 
境川堤防を歩く

手力雄神社 

 御幣行灯

山 (燃えてなくなります)
 

賑わう屋台 

御  輿 


祭りを名残惜しみながら境川を経て先へ進み、東海北陸自動車道をくぐります。
もう目の前に昨年の4月例会でも来た新加納立場が見えてきます。


境川・高田橋 

東海北陸自動車道(平成24年110月16日) 


昨年も寄った少林寺へ寄りました。説明もしないのに多くの方が墓の方へ行きます。
ここには旗本坪内家の墓があり、皆さん覚えておられたのです。やはり経験は生きています。


少  林  寺 

少林寺墓・旗本坪内家の墓 


新加納一里塚や日吉神社等を眺めながらゴールの各務原市民公園へ
着いたのは午後2時半頃でした。市民公園では桜祭りが行われていました。

解散式後、私は数人と桜祭り会場でビールを飲み疲れを癒しました。


新加納一里塚 
 
日吉神社

各務原市民公園での解散式 

市民公園桜祭り 


市民公園前駅から電車に乗って帰りました。素晴らしい好天、ウォーク日和の1日でした。
桜には少し遅かったようですが、火祭りなど参加された人には満足して帰って頂いたと思います。
このように素晴らしい例会に協力して頂いた方にこの場を借りてお礼申し上げます。

川柳&ウォーク