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【一宮友歩会】 第7回運営委員・協力員親睦ウォーク
蟹 池 ・ 智 積 養 水


今年の運営委員・協力員親睦ウォークは近鉄のてくてくマップを利用することにした。
この「蟹池・智積養水コース」はなかなか良いと聞いていたからである。
そして2月9日(土)に、このコースの一部を歩く近鉄主催のウォーキング大会があり、下見がてら
その大会に参加した。コースはかなり違っていたが、それでも参加した意味はあった。


平成25年3月23日(土)午前9時50分、近鉄湯の山線の菰野駅に20名が降り立つ。
まず駅から5分ほどの見性寺に向かう。先ほど「参加した意味はあった」と書いたが、てくてく
マップにはこの見性寺は入っていなかったのである。訪れてみて是非加えようと思ったのである。
(以下の写真には2月9日のものも含みます)

見性寺は菰野藩主二世の土方雄高(かつたか)が寛永21年(1644)、尾張から高僧を招いて
土方家の菩提寺として創建した臨済宗妙心寺派の寺である。そして本堂脇の小高い山の中腹に
二世の雄高から十三世の雄志までの歴代藩主が眠る墓がある。これが実に見ものであった。


見性寺入り口 

見性寺山門 

菰野藩主墓 

墓地の内部 


再び菰野駅に戻り、その後は地図に従って歩く。町中を歩き、友愛の塔を見て五郎兵衛
地蔵である。ここで最初の湧水池を見た。鯉が泳いでいる。水の綺麗さにびっくりする。

   
友愛の塔

 五郎兵衛地蔵堂
 
五郎兵衛地蔵尊

湧 水 池 

湧水池の鯉と水藻 


湧水池から流れ出る小川に沿って歩く。そしてまた湧水池である。ここの湧水池の周りにはカラーが
綺麗に咲いている。水は綺麗、鯉も泳いでいる。ただ鳥から鯉を守る為か、ネットがかけてあった。


周りは一面の田園(麦畑)、背後には鈴鹿の山々である。
その中をのんびり歩く。全く快い。いつか例会にしたいものである。

 


まもなく蟹池である。智積養水はこの池を水源とする。

   


三滝川堤防を少し歩き、金渓川を渡る。桜駅を過ぎて伊藤酒造に向う。ここで昼食である。
そして昼食を終えると私は一人帰ることにする。午後3時からの地元の行事に出る為である。


2月9日の大会はここから桜駅に向かった。その時私たちは今日の下見の意味で先に進んだ。
(ここから先の写真は2月9日にもので紹介する)

智積養水はここからよく整備されていた。説明板があり、
鯉が泳いでいる。まさに津和野や飛騨古川の感じである。

   


西勝寺や椿岸神社に寄る。西勝寺は浄土真宗の寺であり、椿岸神社は延喜式内社である。


西勝寺
 
 
椿岸神社
 


矢合橋を渡りまもなく大師堂である。天池用水の説明板が立てられていた。

 


東名阪自動車道をくぐり、林道を登っていく。両側は雑木林、竹林である。石段を登ると一生吹山である。
一生吹山は標高約110m、16世紀に南朝方に与した佐倉城主・小林重則が出城を構えたという。
毘沙門天を祀り小公園となっている。また、伊勢湾が眺望できた。

 石段を登る
一生吹山の山頂 
   
 
山頂から伊勢湾を望む


その後山を下り、茶畑の中を歩き、高角駅に着く。約10kmのウォークを終える。

2月9日の近鉄ウォークと3月23日に親睦ウォークを取り混ぜて紹介したので
少し紛らわしいが、非常に良いウォークであったので見所になるところを紹介した。

川柳&ウォーク