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垂 井 を 歩 く
何ヶ月も前にとある婦人と2人で歩く約束をした。平成24年10月26日、やっとその約束を
果たした。そしてコースは平成18年6月4日の昭和歩こう会例会を参考に垂井町を歩いた。
JR垂井駅に9時に落ち合い、中山道に入る。垂井宿である。
安永6年(1777)に建てられ、現在も営業されている亀丸屋の前の交差点に来る。
亀 丸 屋 |
亀丸屋から北を望む |
その交差点の南側には南宮大社大鳥居が立っている。それをくぐり南に向かうと、
右手に垂井の泉である。垂井の泉のすぐ奥には大ケヤキ(県指定天然記念物)がある。
南宮大社・石鳥居 |
(手前)垂井の泉 (奥)大ケヤキ |
垂井の泉(石囲い) |
大ケヤキ(樹齢約800年) |
再び中山道に戻り、西へ歩けば本竜寺である。本竜寺の本堂横には作り木塚がある。
作り木塚(正面・芭蕉句碑) |
右折して相川に出て下流に歩く。相川は水辺公園として遊歩道等が整備されている。
植樹帯に花を植える人 |
岩手橋左岸に立つ碑 |
相川の桜 |
相川水辺公園 |
相川橋から美濃路に向かう。中山道と美濃路の追分はすぐである。
垂井追分 |
少し美濃路を歩いた後、左折して平尾御坊と慕われる願證寺へ向かう。願證寺には
蓮如上人の御廟がある。また太子堂の近くに美濃国分尼寺跡碑が立っていた。
そして少し東へ歩けば大垣市に入り、美濃国分寺跡である。昭和43年からの
発掘で全容が明らかとなり、礎石等が復元され、各施設の名称がそえられていた。
美濃国分寺跡の北には、再建された国分寺((金銀山瑠璃光院国分寺)が建っている。
水子地蔵尊 |
奉納された水子地蔵 |
最上部より美濃国分寺跡を見る |
その後は再び垂井町に戻り、国分寺南方にある綾戸古墳、
熊坂長範物見の松に寄る。綾戸古墳の最上部に長範物見の松は
あったのであろうか。今は小さな松と折れた松の根っこがあった。
綾戸古墳 |
古墳最上部 |
再び美濃路を歩き、垂井駅に戻る。
美濃路の松並木 |
ウォーキングの魅力を「歴史を訪ね、自然に触れ、友と語らう」と
言う私の造語をまさに実践したウォークであった。
その上、秋晴れの好天でこの上ないウォークであった。