wa168
垂 井 を 歩 く

何ヶ月も前にとある婦人と2人で歩く約束をした。平成24年10月26日、やっとその約束を
果たした。そしてコースは平成18年6月4日の昭和歩こう会例会を参考に垂井町を歩いた。


JR垂井駅に9時に落ち合い、中山道に入る。垂井宿である。
安永6年(1777)に建てられ、現在も営業されている亀丸屋の前の交差点に来る。


亀 丸 屋 
 
亀丸屋から北を望む


その交差点の南側には南宮大社大鳥居が立っている。それをくぐり南に向かうと、
右手に垂井の泉である。垂井の泉のすぐ奥には大ケヤキ(県指定天然記念物)がある。

 
南宮大社・石鳥居
 
(手前)垂井の泉 (奥)大ケヤキ
 
垂井の泉(石囲い)
 
大ケヤキ(樹齢約800年)


再び中山道に戻り、西へ歩けば本竜寺である。本竜寺の本堂横には作り木塚がある。

   
 
作り木塚(正面・芭蕉句碑)
 


右折して相川に出て下流に歩く。相川は水辺公園として遊歩道等が整備されている。

 
植樹帯に花を植える人

 岩手橋左岸に立つ碑

相川の桜 

相川水辺公園 


相川橋から美濃路に向かう。中山道と美濃路の追分はすぐである。

 
垂井追分
 


少し美濃路を歩いた後、左折して平尾御坊と慕われる願證寺へ向かう。願證寺には
蓮如上人の御廟がある。また太子堂の近くに美濃国分尼寺跡碑が立っていた。

   
   


そして少し東へ歩けば大垣市に入り、美濃国分寺跡である。昭和43年からの
発掘で全容が明らかとなり、礎石等が復元され、各施設の名称がそえられていた。

 
   
 


美濃国分寺跡の北には、再建された国分寺((金銀山瑠璃光院国分寺)が建っている。

   

水子地蔵尊 

奉納された水子地蔵 

 最上部より美濃国分寺跡を見る


その後は再び垂井町に戻り、国分寺南方にある綾戸古墳、
熊坂長範物見の松に寄る。綾戸古墳の最上部に長範物見の松は
あったのであろうか。今は小さな松と折れた松の根っこがあった。


綾戸古墳
 

古墳最上部
 


再び美濃路を歩き、垂井駅に戻る。

 
美濃路の松並木


ウォーキングの魅力を「歴史を訪ね、自然に触れ、友と語らう」と
言う私の造語をまさに実践したウォークであった。
その上、秋晴れの好天でこの上ないウォークであった。


川柳&ウォーク